「5年後、イーサネットかInfiniBandかは問題でなくなる」 − @IT(情報元のブックマーク数)

5年後InfoniBandとか関係なくてスイッチにさすと自動的に対応するって話。

メラノックステクノロジーズジャパンは9月中旬に、56Gbps/秒のスループットが可能なInfiniBandの新規格FDRに対応すると同時に、10G/40Gイーサネットにも対応するネットワークアダプタ「ConnectX-3」シリーズ新製品と、こちらも2つのプロトコルに対応するスイッチ「SX」シリーズの評価用サンプルを出荷開始したと発表した。新アダプタはまた、コンピュータとのインターフェイスPCI Express Gen 3.0に対応させることで、この部分がボトルネックになることを防いでいる。@ITでは、米メラノックスのワールドワイド・セールス担当バイスプレジデントであるマーク・サルツバーグ(Marc Sultzbaugh)氏に同社の戦略を聞いた。
InfiniBandとイーサネット双方の通信が可能なアダプタとスイッチを提供していくのがメラノックスの方向性だ。すでにどちらも、InfiniBand、イーサネットに対応するネットワークチップを搭載。「別製品として(InfiniBand対応版とイーサネット対応版を)販売するかどうかはOEM提供先次第。動的に(2つのプロトコルを)切り替えられる単一の製品として提供することもできる」。2ポートのアダプタの場合、1ポートはInfiniBand、もう1ポートはイーサネットで通信することも可能。「同じドライバ、同じAPI、同じアクセラレーションエンジンを使うことができる」。
この、同じドライバで2つのプロトコルを使えるところが重要なポイントだ。
「例えばブレードサーバのサーバブレードでConnectXアダプタを採用していれば、スイッチベイにInfiniBandスイッチを挿すと(アダプタのポートが)InfiniBandポートとして立ち上がり、イーサネットスイッチを挿すとイーサネットポートとして立ち上がるといったことができる。今後はスイッチについてもこれ(ポートの自動プロトコル設定)に対応させたい。技術はすでにあるので、あとはわれわれがこれを実装すればいいだけだ」。

「5年後、イーサネットかInfiniBandかは問題でなくなる」 − @IT

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