警察の掌紋識別システムに不具合 NHKニュース(情報元のブックマーク数)

証文判別システムに不具合らしい、プログラムの一部を指紋用をいれちゃったらしい。

警察が容疑者の特定などに活用している手のひらの指紋に当たる「掌紋(しょうもん)」をコンピューターで読み取るシステムのプログラムに不具合が見つかりました。10万件余りの掌紋について、照合の際に特徴が似ているものを見落とし、捜査に影響が出たおそれもあり、警察庁はシステムを納入したNECに損害賠償を求めることも検討しています。
このシステムは、事件の容疑者や現場から採取した掌紋をコンピューターで読み取って登録するもので、特徴を数値化して似ている度合いを比較することで容疑者の特定や余罪を調べる手がかりになります。ことし5月に不具合が見つかり、納入したNECが調査したところ、4年前にシステムを更新した際、プログラムの一部を指紋用のものと取り違えていたことが分かりました。警察庁は、不具合で誤認逮捕につながったことはないとしていますが、照合の際に特徴が似ている掌紋を見落とし、捜査に影響が出たおそれもあるということです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111027/t10013548301000.html

10万件のやり直しに2か月以上・・・

警察庁は、この4年間に登録したおよそ10万2000件の掌紋の照合をやり直していますが、今年度中には終わらない見通しです。システムのリース料は年間39億2000万円に上り、警察庁はNECに損害賠償を求めることも検討しています。NECは「警察庁や関係者の方々にご迷惑をおかけしたことを深くおわびするとともに再発防止に努めます」とコメントしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111027/t10013548301000.html

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