「顧客の成功を第一に」 SAPの新社長が就任会見 - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

SAP新社長の会見らしいが、One SAPですか・・・

安斎氏は日本IBM、デルを経て、2011年1月にSAPジャパンに入社。IT業界にこれまで30年間身を置き、その多くを営業活動に費やしてきた。現在、SAPジャパンは大企業を中心に、国内に約2000社の顧客を抱える。安斎氏は「SAPジャパンに入社したことで、日本を代表するさまざまな業界の企業経営者たちと日々接することができるのが喜び」と笑う。
自身も社長としてこれから経営の舵取りをしていく安斎氏は、抱負として、顧客のビジネス成功に貢献して期待される会社になること、グローバル全体で力を結集し“One SAP”を強化すること、社員のスキル向上に努めていくことを挙げた。
それらの実現に向けて、安斎氏がキーワードに掲げるのが「スピード」と「フレキシビリティ(柔軟性)」だ。両者はこれまでも多くの企業で重視されてきたが、東日本大震災の発生以降、顧客の意識が変化し、「ビジネスにおいてより柔軟性が不可欠な要素となった」と安斎氏は説明する。例えば、今回の震災のように、マグニチュード9.0を超える大地震、大津波、そして原子力発電所の事故がすべて重なるというのは予測不能な事態であり、こうした状況に対応するためには当然のように柔軟性が必要だという。

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