【個人活動】STDIO.S #4 の内容について - ThinkPadとリラックマを愛でる人のBlog(情報元のブックマーク数)

何度読んでも胸が熱くなる菊池君のSTDIO.S#4開催するにあたっての色々。

内容は今回も二部構成で, 第一部にHack For Japan仙台会場(7/23, 7/30)の振り返りを, 第二部に参加者同士で
本の紹介をし合う時間を設けました. 詳細はATNDに記載してありますので割愛します. 多数のご参加お待ちしております.



さて, こんな主催の個人BlogではATNDには書けないどうでもよいことを.
今回の企画に至った動機は先月TDCの小泉さん(@koi_zoom1)と意気投合して共催させていただいた
Hack For Japan アイデアソンにさかのぼります.

イデアソンには良くつるんでいる笛熊くん(@fuekuma)と一緒に参加したのですが, そちらで機会があるたびお世話になっている
片平さん(@katahirado)とのお話の中で”仙台に住んでいる学生をもっと勉強会に巻き込むためにはどうしたら良いのかなぁ?”
”エンジニアの”生き方”というのをもっと知ってもらいたい!” というのがありました.

確かに(特にとんぺーさんでは)「大企業に就職→年功序列で昇進」というある種の黄金パターンしか見えない(見ることをしない)
というのは, 勿体ないというか自分の選択肢を狭めているという意識を持っています.
# だからこそ僕は積極的に外に飛び出して, 自分の目で世界を見て回っている訳ですが

また, 別件の起業教育プロジェクトの方でも”エンジニアの声を聞こう会”的な企画も上がってたように(実際は立ち消えでしたが),
潜在的なニーズはあるようです. 会社と言うものには目は向くが, そこで働く人には目が向かない. いや, 向ききれないと言うべきなのか.
パンフレットや就活本, 専門書には何だかすげえ人ばかり. もう少し身の丈に合ったものはないのかなあ・・・.
特に地方にはこういった”身近なエンジニア(≒社会人)” という存在が希薄にすら感じます.

僕の雑感はさておき, 片平さんからのメッセージを”(STDIO.Sを通じて)エンジニアの声を聞かせられないか?” と自分なりに
解釈しなおした結果が今回の企画の素案になります.

実際に小泉さんや片平さんをお呼びするのも考えたのですが, 流石に2週間では話が詰められない・・・と踏んだので発想の転換.

”現在のエンジニア” の話が駄目なら”過去のエンジニア” の話ではどうだろう?

・・・ということで「本」ということになります.

表のテーマはATNDにも書いた通り, 「双方お気に入りの本を持ち寄って視野を広げよう」なのですが, 裏テーマは
著者が何を考えているかを本の紹介を通じて知ってもらおう, というものです. 本は知識の集約だけではなく,
メッセージの集約でもあるので, 必ず全編を通じて伝えたいことというのが盛り込まれています.
もちろん, 単純な技術参考書でそれを見出せというのも難しい話だとは分かっていますが, 参加者各人のバックボーンを
理解するという意味でも趣き深い企画だったかなと思っています.
# その中でリファレンス的なスライドを書かなきゃいかん自分もいますが

http://tk-gerb.net/archives/1206

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