2Tbytes超ディスクをシステム用ディスクとして利用する − @IT(情報元のブックマーク数)

とりあえず、2T超のディスクを取り扱うには色々準備が必要ってことで。。。

前回は、2Tbytes超のディスクを正しく扱うためには、GPT形式でパーティションを作成しなければいけないと述べた。従来のMBR形式のパーティションでは最大でも2Tbytesのディスクまでしか扱えないので、例えば3Tbytesのディスクを用意しても、先頭の2Tbytes分しかユーザーが利用できない。そのため、2Tbytes超のディスクを扱う場合は、GPTという新しいパーティション形式にしてディスク全体をパーティションとして利用できるようにする必要がある。
このGPT形式にしなければならないという制限は、データ用ボリュームだけでなく、システムの起動用ディスクとして利用する場合にも当てはまる。つまり、2Tbytes超のディスクにWindows OSをインストールしたければ、ディスクをGPT形式にしなければならない、ということである。なお前回述べたように、1台のディスク内でGPT形式とMBR形式は混在できないため(少なくともWindows OSは、両方を混在させたようなパーティション管理は行わない)、OSインストール用にディスクの先頭はMBRで、後半部分はGPTでパーティション管理する、ということはできない。必ずディスク全体をGPT形式にしてインストールする必要がある。
さてディスクをGPT形式にすれば、それだけでWindows OSが問題なくインストールできるかというと、そうではない。これ以外にさらに、「システムのUEFIサポート」と「64bit Windows OS」という2つの条件も満たしている必要がある(UEFIについては後述)。まとめると次のようになる。

第4回 2Tbytes超ディスクをシステム用ディスクとして利用する (1/3):PCハードウェア強化ラボ - @IT

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