Siemens、産業制御システム「Simatic S7-1200」の脆弱性に対処 - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

シーメンス社が産業制御システムの脆弱性に対応したとのこと。パッチ適用完了まで穴は続くと。

産業用インフラ管理に使われるドイツのSiemensのSCADAシステムに新たな脆弱性が報告された問題で、同社は産業オートメーションシステム「Simatic S7-1200」のセキュリティ問題に対処したことを明らかにした。
この問題は米セキュリティ企業NSS Labsの研究者が発見し、「産業制御システムに及ぼす潜在的リスクは大きく、世界中の全ての工業国に広く影響が及ぶ」と警告していた。
Siemensによると、米セキュリティ機関のICS-CERTから5月中旬にこの問題について指摘され、社内で調べた結果、S7-1200コントローラのEthernetネットワークインタフェースに「弱点」があることを確認した。この問題を突いた攻撃を受けると制御プログラムが停止してS7-1200が停止状態になり、オートメーションアプリケーションに停電が起きたような状態に陥ることが分かったという。

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