シマンテック、中小企業向けリカバリソフトの新版 - ニュース:ITpro(情報元のブックマーク数)

バックアップデータを物理、仮想に変換できるそうだ。

シマンテックは2011年4月26日、リカバリソフトの新版「Symantec System Recovery 2011」を発表した。5月9日に販売を開始する。新製品では物理環境/仮想環境をまたいだリカバリを可能にしたほか、Linuxへの対応やリカバリディスクの簡略化を新機能として搭載している。
Symantec System Recovery 2011はサーバーやパソコンのシステム復旧、データ復旧を行うためのソフト。Symantec Backup Exec System Recoveryシリーズの後継に当たる。
主要機能はスタンドアローンでのシステムリカバリである。サーバーやパソコンにSymantec System Recovery 2011をインストールすると、NASや外付けハードディスク、DVD/ブルーレイディスクFTPサーバーなどにディスク内容をバックアップできる。バックアップはリカバリの起動ディスクも兼ねる。スタンドアローンでの運用が前提で、複数のシステムを集約してバックアップするような機能は持たない。
新製品ではバックアップしたデータを物理環境向け、仮想環境向けで変換する機能を追加した。これにより、物理サーバーで動くシステムをバックアップしておき、障害時には仮想マシンに復元するような運用が可能になった。リカバリ元となるリカバリディスクとしては、USB接続の記憶装置を利用できるようにしたほか、ISOファイルをリカバリディスクとして使えるようにした。

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