「Kinect for Windows」のSDK公開--MSが探るビジネス機会 - CNET Japan(情報元のブックマーク数)

Kinect for WindowsSDK公開とのこと。

ラスベガス発--Microsoftは、「Kinect for Windows」のソフトウェア開発キット(SDK)の詳細を、興味深い方法で公開した。テクノロエヴァンジェリストのClint Rutkas氏は、車輪や配線、同社のゲーム「Xbox 360」用のモーションコントローラKinectなどを使って、ラウンジチェアを急遽作った。そして、身振り手振りだけを使ってこのラウンジチェアを動かし、Microsoftのウェブおよび携帯電話開発者向け年次カンファレンス「MIX11」のステージ上に乗り入れた。
しかし、KinectSDKが最終的にもたらすビジネスは、決して些細なものではないだろう。このSDKによって、ソフトウェア開発者は、モーションセンシングと身振り手振りを使うアプリケーションを作成する手段を手にする。一方Microsoftは、巨額の利益として返ってくるようなアイデアが生まれるのを期待している。
会議を開いたときに、プレゼンテーションを手元のマウスではなく、身振り手振りで先に進めることもできるだろう。あるいは、電話ビデオ会議の際に、さまざまな発言者に合わせてカメラアングルを変えられるデバイスも実現するかもしれない。そして、Microsoftがいずれ、「Microsoft Office」などの製品に搭載するアプリケーションを考え出すことは間違いない。

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