Ruby開発の新メンバーは14歳の中学生! − @IT(情報元のブックマーク数)
sora_hのRubyコミッタインタビューネタ。いや自分のためだけでなく、Rubyのために頑張ってる、素晴らしい
オープンソースのプログラミング言語「Ruby」の開発コミュニティで、いま注目されている人がいる。福森匠大(Shota Fukumori、sora_h)さん、14歳だ。国籍、性別、年齢などは無関係というオープンソースの世界だが、これほど年若い参加者が「コミッタ」と呼ばれる開発のコアメンバーに迎え入れられることは珍しい。Ruby開発に加わった時点では中学2年生。「最年少記録」を塗り替えた。
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@mrknGJ!!
福森さんは、多数のチェック項目を1つずつ順番に実行するのではなく、複数を並列に実行する仕組みをプログラミングで実現。今のパソコンのCPUには安価なタイプでも複数の実行ユニットがあるため、これで大幅に高速化できる。北海道在住のRuby開発者、村田賢太さんなどの助言を得て、3日ほどで実装したという。CPUの実行ユニットが2つの場合の計測例では、120秒かかっていたテストが40秒で済むようになったという(福森さん自身による解説記事)。
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「突然といっても、すでにRuby本体に対する機能追加の提案などは昨年から行っていたし、会って話したこともありますからね。Rubyに対してやりたいことがあるなら、自分でやったらいいんじゃないかって」
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「コミッタといっても、若いからダメとか、年を取って経験を積んでいるから大丈夫とか関係ありません。ちゃんと話ができる人である限り問題ないかな、と」(まつもと氏)
インタビュー取材をするときに自分の名刺を渡さないことは、記者の私にはまずない。ところが今回は名刺のことをすっかり忘れていた。当然、聞かれもしなかった。取材を終えて数時間もすると、福森さんからFacebookなどソーシャルサービス上で友だち申請が2つ届いていた。
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