学研、「電子ブロック」アプリのiPad版を無料公開、回路図もいろいろ用意 -INTERNET Watch(情報元のブックマーク数)

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電子ブロック」というのは、トランジスタや抵抗などの電子部品が組み込まれたブロックをパネル上に並べていくことで、ラジオやウソ発見器といったさまざまな電気回路を組み立られる電子ホビー。学研では、「学研電子ブロックEXシリーズ」を1976年から約10年間販売していた。
「学研電子ブロック for iPad」はこれをiPad上に再現したアプリで、完成した回路を数値演算に基づいてシミュレートして動作させることができる。組み立てたブロックレイアウトは保存や読み込みが可能。
用意されている電子部品のブロックは、トランジスタダイオードコンデンサ、抵抗、ランプ、キースイッチのほか、数種類のリード線(導線)ブロックがある。リアルな電子ブロックでは、製品に含まれる各種ブロックの数が物理的に限られていたが、このアプリでは、レイアウトパネル(横8×縦6ブロック)上に展開できる範囲で各ブロックを無制限に使えるという。
レイアウトパネルの外には、電子ブロックEXシリーズと同様、電流計とボリュームを装備しているほか、iPadならではの計器としてジャイロも装備した。
「学研電子ブロック for iPad」には、「ブロックの並べ方と整流回路」「電流計を使おう」「ジャイロを使おう」という3つの基本回路が組み込まれている。このほか、別途さまざまな回路図も用意しており、iPhone/iPad向け電子書店アプリ「学研電子ストア」を通じて販売する。

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