Microsoft、偽の"System Tool"に注意を喚起 | エンタープライズ | マイコミジャーナル(情報元のブックマーク数)

偽SystemToolが出回っていて、Microsoftが警告しています。

Microsoftが「System Tool」という名称のマルウェアに注意するよう呼びかけている。
System Toolはその名のとおり、管理ツールを偽ったマルウェア。著名なソフトウェアのアップデートファイルを騙ってインストールさせた後、マルウェアが発見されたようなメッセージをPC上に表示して、偽りのサポートページに誘導を促すという。
具体的な振る舞いは以下のとおり。

  • マルウェアのファイル名およびアイコンを詐称して、あたかも有名なアプリケーションのように見せかけてユーザにインストールを実行させる。
  • インストールされると、System Toolという管理ツールのように見えるアプリケーションが起動し、「このシステムはいくつかのマルウェアに感染している」というそれらしいウィンドウを表示する。
  • 壁紙を感染していることを警告するものへ置き換える。
  • ブルースクリーンにエラーメッセージを表示したそれらしい画像も使われる。
  • 特定のアプリケーションを終了させ、そのアプリケーションが感染しているという嘘のメッセージを表示する。
  • System ToolのWebページにアクセスするとオンラインサポートページが表示され、サポートの申し込みを促す。その中でメールアドレスを入力させる。
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/03/30/016/index.html

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