運用というものを考えてみよう(情報元のブックマーク数)

2月26日に開催された静岡ITPRO勉強会の話です。運用系ということで、波田野さん素晴らしい話が聞けたらしい

資料を見るだけで、わかりやすく、色々勉強になるネタです、これって、郡山のエフスタ!でやったら面白いかも(あ、開発系か・・・あそこ

先日2/26に行われた第6回静岡ITPro勉強会です。
http://togetter.com/li/105924
波田野さんの話はとてもためになるお話でした。
普段、開発をしていて運用のことをあまり考慮していなかったので、運用のことを真剣に考えるいい機会を頂きました。
いい資料なので読んでみることをお勧めします。
運用現場の現状と課題
http://www.jus.or.jp/~hatano/tmp/20110226-shizuoka-itpro-operation.pdf
運用を見据えた障害監視 〜障害監視フレームワーク
http://www.jus.or.jp/~hatano/tmp/20110226-shizuoka-itpro-monitor.pdf

運用というものを考えてみよう

石坂さんのレポート。石坂さんTweetしてたけど、Nt-Com2で昔から話している内容が、まだ現場で話されているとのこと。だよねぇ。。。もう10年とか20年レベルで話継がれてる気がする・・・

前半は運用現場の課題、特にCC(コストセンター)として扱われるシステム運用現場をこの先じり貧にさせていかないためにはどうするかというお話で、後半は障害監視の自動化とフレームワーク化のお話でした。

前半に関しては、かつてシステム管理者が報われないという話があり、そのときの状況から現在もまだ変わりがないなぁという点と、改善出来るとしたらその可能性についても同じ方向なのかなぁという感想。CCに甘んじていれば減点法でしか評価されず、CCであるが故にコストカットでじり貧になるのは目に見えているので、特に経営層に対して、自分たちの価値というかIT価値を認めさせる事が必要だと個人的には感じています。必要悪としてのIT、しょうがないからやるITではなく、経営戦略の柱としてのITになる必要があり、その中で自分たちのチームとしての存在価値を認めさせる必要があると思います。

ただ、個人的には悲観していて、日本の会社組織ではいまだに力のあるCIOやそれに相当する役職がなかったり(肩書きばっかりじゃ仕方ありません)、IT部門が経理部門の一部や下部組織だったりで組織内で力がないとかで、ITを企業戦略の重要な戦力としてとらえるマネージメントは非常にまれだと思っていて、IT部門の売却やオフショア化、クラウドの利用への動きは止まらないのではないかと思います。(何も日本だけではなくて、欧米でも基本的に同様だと思います。(国内よりもラディカルに戦略的だったりしますが。))

第6回静岡ITPro勉強会 感想とか | OPCDiary



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