健全なネットライフのために…… 中国のフィルタリング製品事情 - デジタル - 日経トレンディネット(情報元のブックマーク数)

グリーンダム話。

「ネットの自由がない」と評される中国。中央政府の批判は禁止であり、多くの若者たちは“地雷”を踏まないようにしながら日々ネット生活を楽しんでいる。そんな彼らを驚愕させたのが、一昨年の初夏に話題となった、検閲ソフト「グリーンダム(緑餽・花季護航)」のインストール義務化だ。この事件は、ネットライフが侵害されるとあって若者たちが反対の姿勢を見せ、その結果インストール義務化は延期になった。

健全なネットライフのために…… 中国のフィルタリング製品事情 - 日経トレンディネット

これまでフィルタが登場しなかったのは、30代以上の親が非ネット+大学合格までパソコン+ケータイを与えなかったかららしい。

さて、中国で子供向けフィルタリング製品が登場しなかったことには、高校や大学合格までパソコンやケータイを買い与えない親が多いことや、30代後半以上の親たちが非ネット世代であることも関係する。しかし、最近では沿岸の大都市から徐々に「子供にもパソコンを」という生活習慣が広がっていて、10代未満のネット利用者も急増しているとか。
一人っ子のネット世代を代表する1980年代生まれの20代(80後:パーリンホウ)は、これからどんどん親となっていく。彼らはネットを理解しているが故に、子供向けのフィルタリング製品の重要性も分かっているだろう。今後、子供のネット人口が増えるにつれて、フィルタリング製品のニーズも高まっていくのではないだろうか。そのニーズに、先行して子供向けフィルタリング製品を提供する日本企業が現れればいいのだが。

子供向けにはブラウザでフィルタリング - 日経トレンディネット

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