塩野義製薬、クライアントPC用のウイルス対策ソフトを刷新 - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

塩野義製薬がクライアントPCのウイルス対策製品をKasperskyに刷新したとのこと。

製薬メーカーの塩野義製薬は、国内グループ全社6000台のPCで利用するウイルス対策ソフトを2010年4月に刷新した。導入を支援したKaspersky Labs Japanが1月18日に発表した。
塩野義製薬では、2006年からグループ全社で使用するクライアントPCの一括調達を実施しており、2010年4月の更改を契機に、「Kaspersky Work Space Security」を採用した。同製品はWindowsおよびLinuxワークステーション向けのマルウェア/スパム対策機能と、管理者用ツールで構成される。
従来の製品では、PC起動時や定義ファイルの更新時にPCの応答速度が低下するなどの現象が頻繁に発生し、業務に支障をきたす点が課題になっていたという。機能やパフォーマンス、管理性の観点で製品の選定と評価を行い、Kasperskyの採用を決めた。

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2006年に採用したウイルス対策製品ってなんだったんだろ、スパイウエア対策ができない、20種類のスパイウエアしか対応していないって・・・・

2006 年 4 月の PCLCM 第 1 期で採用したウイルス対策ソフトは、2 年を経過した辺りから数々の課題を抱えていました。新たなクライアント用ウイルス対策ソフトを選定するに当たり、塩野義製薬では主に(1)機能要件、(2)パフォーマンス要件、(3)システム管理要件などを挙げ、評価テストを実施した結果、総合的に最も評価の高いツールだったとして採用に至ったのが、「Kaspersky Work Space Security」です。「以前のウイルス対策ソフトを選定する際は最新のツールを導入したつもりでしたが、定義ファイルが大きくなったこともあり、PC 起動時や定義ファイル更新時のレスポンスが極端に悪化して業務に支障を来すようになりました。また、定義ファイル更新時に PC が数十秒フリーズするということも頻繁におきていました」。情報マネジメント本部情報戦略企画事業部課長補佐 森川 昭二氏は、従来のウイルス対策ソフトに関する課題をこう指摘、新たなウイルス対策ソフト採用を決めました。
情報マネジメント本部情報技術統括事業部 脇坂 哲也氏は選定した理由を次のように述べています。「ウイルス対策に加えて、スパイウェア対策を考えていました。当初は Windows Defender を組み合わせて、コストをかけずに同対策を実現しようと提案しましたが、エンドユーザーからクライアント PC セキュリティティツールで実現してほしいという強い要望がありました。当時利用していた他社製品は上位 20 種のスパイウェアは検知するものの、それ以外は別のツールで対策してほしいというものでした。それに対して Kaspersky Work Space Security は、スパイウェア対策も含めたトータルセキュリティ管理が可能でした。また、リプレース前のシングルコア、搭載メモリ 512MB というハードウェアスペックで検証したときに、最もパフォーマンスに影響を与えないのが Kaspersky Work Space Security でした」。

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