「はやぶさ」支えた潤滑剤:日経ビジネスオンライン(情報元のブックマーク数)

はやぶさを支えた固体被膜潤滑剤

航空宇宙や重工、自動車部品まで幅広い分野に固体被膜潤滑剤を提供する。2010年、地球へ帰還した「はやぶさ」にも使われ、日本の宇宙産業の技術力を陰で支える。異分野の研究者が知恵を出し合うことで、門外不出の技術力を身につけた。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20101228/217761/

塗料のようなもので、潤滑作用を生むものらしい

固体被膜潤滑剤とは、グリスや油といった潤滑剤の役割を果たす塗料のようなものだ。金属などに塗布すれば、表面に潤滑作用が生まれる。固体の潤滑剤が開発されたのは、液体であるグリスが使えない場所があるからだ。

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スプレーガンで塗布すると潤滑作用か。

固体被膜潤滑剤の原料は、鉱物のモリブデンが代表的だ。ほかにも鉱物のグラファイトや樹脂のテフロンが用いられることもある。これらの原料に、ほかの樹脂や溶剤を組み合わせて液状にして、スプレーガンで塗布して覆えば、表面に潤滑作用が生まれる。

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一度使うとメンテナンスできない場所の潤滑か・・・レベルが高いな。。。

新しい素材が次々と生み出され、潤滑剤が使われる場所や環境条件は、厳しさを増している。プラントや発電所など、一度作るとメンテナンスができない内部などにも使われる。潤滑剤がうまく機能せず、部品が摩耗して故障すれば、大事故につながりかねない。高まる要求に対して、日々の研究で応じて解決していくのは、川邑研究所の創業以来の特長なのかもしれない。

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