Skypeの大規模ダウンはWindowsクライアントのバグが原因だった(情報元のブックマーク数)

Skypeの大規模障害は、Windowsクライアントの一部のバージョンでのバグが原因だった模様。Skype for Windows 5.0.0152を使っているクライアントが落ちて急激にスーパーノードへの通信が増えたためらしい。

原因は、Skype for Windowsのクライアント(バージョン5.0.0152)のバグだった。
Rabbeは記事の最初のほうで、12月22日水曜日にオフラインのインスタントメッセージングを担当するサーバのクラスタがオーバーヒートした、と説明している。
そこでSkypeのクライアントの多くが、過負荷のサーバからの応答の遅れを経験し、その遅延をWindowsのクライアントは適切に処理できなかった。そして結果的に、そのバージョンのクライアントが機能しなくなった。
最初は、そのバージョン以外の新旧のWindowsクライアントや、MaciPhone、テレビ受像器などからのSkypeユーザは影響を受けなかった。
しかしそれでも、問題のバージョン5.0.0152はWindows上で最も多く使われているクライアントだったため(Rabbeによれば、全世界のSkypeユーザの50%以上が使っている…その約40%に不具合が生じた)、やがて全システムが崩壊した。

Skypeの大規模ダウンはWindowsクライアントのバグが原因だった | TechCrunch Japan

また、Windowsクライアントのクラッシュを経験したユーザの多くがそのソフトをリブートしたため、SkypeP2Pネットワーク全体の負荷が急増した。Rabbeの説明によれば、スーパーノードへのトラフィックが通常の100倍にも達し、そのため最終的に大規模なシステムダウンが生じた。

Skypeの大規模ダウンはWindowsクライアントのバグが原因だった | TechCrunch Japan

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