クラウドストレージの解説と、はてなの少し変わった使いかた - はてなブックマークニュース(情報元のブックマーク数)

Webサービスでのクラウドの使い方、部分的に時間的に使うとか面白いな。

クラウドのストレージサービスとは
はてなのようなWebサービスを実現するには、ざっくりいって2種類の環境を用意する必要があります。一つは、サービスを動かすためのアプリケーションを実行するサーバ環境で、もう一つがユーザからアップロードされる多数のコンテンツを保存するストレージ環境です。Microsoft Windows Azureや、Amazon AWSGoogle App Engineに代表される各社のクラウドサービスは、時間単位や通信量で従量課金されるアプリケーション実行用のサーバとしてのイメージが強いと思います。しかしWebサービスを提供するにはサーバだけではなく、ストレージとしての機能も欠かせません。この記事では、後者のストレージ環境となるクラウドサービスのもう一つの柱、ストレージサービスを解説します。また、はてなでのクラウドストレージサービスやCDN(Contents Delivery Network)の使い方も少し紹介します。

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横並びなんだw

簡単な例だけではありますが、Web技術に親しんでいるとかなり使いやすいという印象を持っていただけたのではないでしょうか。実際いくらで利用できるか、各ストレージサービスの価格を表にまとめてみました。
Azure Storage Amazon S3 Google Storage
GB/月 ¥14.7 $0.15 $0.17
トランザクション(10Kあたり) ¥0.98 $0.1 $0.1
通信量(GB) ¥9.8(in)/¥14.7(out) $0(in)/$0.15(out) $0.1(in)/$0.15(out)
通信量(GB)アジア地域 ¥29.4(in)/¥44.1(out) $0(in)/$0.19(out) $0.1(in)/$0.30(out)
CDN通信量(GB) ¥14.7 $0.15 -
CDN通信量(GB)アジア地域 ¥19.6 $0.201 -
CDNトランザクション(10Kあたり) ¥0.98 $0.0095 -

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これは面白い使い方w

はてなは現在、自社環境内のストレージとクラウドストレージサービスを使い分けています。はてなの自社環境のネットワーク回線の契約は、上限帯域を基準とした固定課金です。一方クラウドサービスは一般的に、転送量を基準とした従量課金です。そのため、総合的なトラフィックコストを抑えつつ、ユーザにとって快適なレスポンスとコストを実現できるよう、時間帯やメディアファイルがアップロードされた時間によって、CDN配信と自社配信を切り替えています。詳細は以下です。

  • アップロードされたばかりのメディアファイルは、自社環境だけではなく、クラウドにもコピーして配置する
  • ピーク時間帯は、クラウドに配置されたメディアファイルをCDN経由で配信する
  • オフピークの時間帯は、自社環境から直接配信する
  • 一定期間が経過したメディアファイルはクラウドから削除し、自社環境から配信する
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