F5、CTCのプライベートクラウドソリューション「VM Pool」に仮想アプライアンスのBIG-IP LTM Virtual Editionを提供 - クラウド Watch(情報元のブックマーク数)

CTCのプライベートクラウドにF5のBIG-IPを採用したとのこと。ぅほぉ、結構大規模プライベートクラウドだ。

F5ネットワークスジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:長崎 忠雄、以下F5)は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)が提供するプライベートクラウドソリューション「VM Pool」にBIG-IP(R) Local Traffic Manager(TM) Virtual Edition (以下、BIG-IP LTM VE)が採用されたことを発表します。

VM Poolは仮想化ソフトを使い、ブレードサーバと共用ストレージと合わせ、仮想化統合インフラを提供するCTCのプライベートクラウドソリューションです。この度、F5(R)のBIG-IP LTM VEは、仮想化基盤上で負荷分散機能を実現する製品としてCTCに採用されました。 VM PoolにおけるBIG-IP LTM VEの採用により、CTCは、F5のソリューションパートナープログラムに加盟し、今後両社での協業をより一層強化していきます。

F5のBIG-IP LTM VEは、ハードウェア製品であるBIG-IP Local Traffic Manager(以下、BIG-IP LTM)の仮想アプライアンス製品です。BIG-IP LTM VEは、ハードウェアであるBIG-IP LTMが提供するアプリケーション配信を最適化する多くの機能性や運用の容易性を損なうことなく、仮想化環境においてサーバリソースと一体的に低コストで利用するために最適化されたハイパーバイザー上で稼動します。

ハードウェア製品であるBIG-IP LTMは、日本国内での導入台数が2万台を上回り、多くのお客様に利用されています。システムの構築担当者や運用管理担当者は、これまでのBIG-IP LTMの構築、運用ノウハウを活かし、ハイパーバイザー上で動作する仮想アプライアンスであるBIG-IP LTM VEを使用して、サービス利用者に、短期間で負荷分散機能を提供できるようになります。また、大量のトラフィック処理やSSL暗復号化処理が要求されるシステムに最適なハードウェア製品のBIG-IP LTMと設定情報の互換性があるため、BIG-IP LTM VEをアプリケーションの開発、検証環境で利用し、実環境での導入時はハードウェア製品を導入するなどの柔軟な使い分けも可能になります。F5では今後もシステムインテグレータやクラウド事業者と緊密に連携し、付加価値の高いクラウド基盤の構築を支援していきます。

【プレスリリース】F5、CTCのプライベートクラウドソリューション「VM Pool」に仮想アプライアンスのBIG-IP LTM Virtual Editionを提供 - クラウド Watch

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