マイクロソフトが開発中のクラウド向け次世代プログラミングモデル「Orleans」とは何か? - CNET Japan(情報元のブックマーク数)

MSの新しいプログラミングモデルOrleansについてのリーク情報

Microsoftクラウドプラットフォームで最大のセールスポイントとしているのは、開発者が「.NET」や「Visual Studio」をはじめ、すでに知っているプログラミングツールを使って「Azure」アプリケーションを開発できることだ。
しかし、それだけではない。Microsoftの研究者らは現在、次世代のクラウドプログラミングモデルと関連ツールの開発に取り組んでいる。わたしが毎月更新しているMicrosoft開発コード名リストに目を通したことがある読者ならお気づきだろうが、クラウドプログラミングモデルのプロジェクトといわれる「Orleans」だ。Orleansの概要や目指す方向性について、つい先日新しい情報を得たのでここで紹介したい。

マイクロソフトが開発中のクラウド向け次世代プログラミングモデル「Orleans」とは何か? - CNET Japan

データセンター間を容易にマイグレーションできるものらしい、

ではOrleansとは具体的には何なのか?OrleansはMicrosoftの「Common Language Runtime(CLR)」の抽象化のレベルを高めることを目的とした新しいプログラミングモデルだ。Orleansはコンピューテーションとデータストレージの単位として、“grain(粒)”というコンセプトを導入、データセンター間を容易にマイグレーションできるという。また、複製、パーシスタンス、一貫性を扱う独自のランタイムも含まれている。考え方としては、クライアントとサーバの両方で利用できる単一のプログラミングモデルを構築することで、デバッグ作業を簡素化しコードの移植性を改善できる、というものだ。

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