解説:セキュリティ市場で新規参入ベンダーが仕掛ける奇策の意味 - CNET Japan(情報元のブックマーク数)

PC Manicが日本市場に参入する奇策

国内のセキュリティソフト市場に新たなプレーヤーが参入した。米PC Pitstopが開発したPCチューニングソフト「PC Matic」がそれである。冒頭のコメントは、日本におけるPC Maticの総販売元となるブルースターの社長、坂本光正氏のもの。「横から入る」という表現には、「PCチューニングソフト」という本来の製品カテゴリに区分けされる製品でありながらも、そこにセキュリティ機能を搭載することで、間接的にセキュリティ市場に参入するという狙いが含まれている。

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5台のパソコンだが、友人や家族まで広げられるとの事。

PC Maticのライセンス価格は年間4980円からで、1つのライセンスで5台までのPCで利用できる。自分が所有している複数のPC、家族や友人が所有しているPCでも利用が可能だ。先行している欧米での販売形態も同様となっており、その仕組みが発売から約1年で200万本という累計出荷と、この分野でのナンバーワンシェアという実績につながっているという。

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確かにチューニングソフトって、ぶっちゃけ便利屋なパソコン君が色々対応するし、マッチしたライセンス形態だよなぁ。

「自分が所有するPC以外にも、家族のPCや、友人のPCにも使ってもらえる仕組みは珍しい。PCチューニングソフトの利用者は複数台のPCを所有していたり、友人から相談される場合も多く、そうした用途にも利用することを想定したもの。当然、マーケティングの観点から、多くの人に短期間に認知度を高めることを狙った提案のひとつともいえる」(坂本氏)という。診断機能の無料提供と、ユーザーの口コミという手法での広がりを想定しているというわけだ。また同時に、日本ではUSBメモリや他社のソフトウェアにPC Maticをバンドルし、無料および有料で利用してもらうという仕掛けも行っていく考えといい、これも浸透を図るための提案のひとつといえる。

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