InfoQ: Rackspace,自社のクラウドプラットフォームをオープンソースに(情報元のブックマーク数)

OpenStackがApache2.0で公開との事。プライベートクラウドを作れるみたい。

Rackspace は,自身のクラウドコンピューティングプラットフォームのソースコードを OpenStack イニシアティブの一部として,Apache 2.0 ライセンスの下に公開した。これには NASA が,NASA Nebula Cloud Platform を通じて技術面で貢献している。
Rackspace は,クラウドコンピューティングオープンソースソリューションを目指す取り組みとして,OpenStack Project の創設を 発表した。このプラットフォームの最初のコンポーネントとなるのが,Rackspace の Cloud Files ソースコードをベースとする Open Storage だ。さらに第2のコンポーネントである Compute も,NASA Nebula の計算エンジンと Rackspace の Cloud Servers テクノロジをベースにしたもので,今年後半に追加が予定されている。Cloud Files は RESTful な API を通じてアクセスするストレージソリューション,Cloud Servers は Xen Virtualization をベースに Linux 仮想イメージを提供する技術である。また NASA Nebula は計算,ネットワーク,データストレージの各サービスを NASA 内の科学者に提供するとともに,大規模な科学データセットを処理する能力も備えたクラウドコンピューティングサービスの名称だ。
OpenStack は,自社内で運用するプライベートなクラウドソリューションの開発や,他のユーザへのプライベートサービスの提供を望む企業に適している。IaaS (Infrastructure As A Service) である OpenStack は,Salesforce.com や Google よりも Amazonに,そしてある部分では Windows Azure に対して競合する存在になるだろう。

http://www.infoq.com/jp/news/2010/08/Rackspace-OpenStack;jsessionid=369694086989C34634840E290B21DF0E

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