NTTと三菱電機、公開鍵暗号に代わる“新世代暗号方式”を開発 〜 クラウド時代の「インテリジェント暗号」 | RBB TODAY (エンタープライズ、セキュリティのニュース)(情報元のブックマーク数)

インテリジェントな暗号方式を三菱電機とNTTが開発との事。

ロジックを暗号に含めることができるみたい。

日本電信電話(NTT)と三菱電機は28日、クラウドコンピューティング普及の課題と言われてきたセキュリティー上の問題解決の切り札となることが期待される新しい暗号方式を開発したことを発表した。
NTTと三菱電機は、共通鍵暗号公開鍵暗号をさらに発展させた先進的な暗号として、暗号‐復号のメカニズムのなかに高度なロジック(論理)を組み込むことができる「インテリジェント暗号」の開発に取り組んできた。今回、「双線型写像ベクトル空間」という数学的手法を開拓することで、暗号‐復号メカニズムのなかのロジックとして現時点で考え得るもっとも一般的な機能をもつインテリジェント暗号である「新世代暗号方式」の開発に世界で初めて成功したとのこと。

NTTと三菱電機、公開鍵暗号に代わる“新世代暗号方式”を開発 ~ クラウド時代の「インテリジェント暗号」 | RBB TODAY

属性をつけてクラウド上に暗号保存して、属性や色々で復号できるとの事。

あるいは、属性情報がついたデータを暗号化したままクラウド上で管理して、各利用者は自分に設定されたアクセス条件を満足する属性情報のデータのみを復号・閲覧できるような機能提供も可能。コンテンツ提供業者がアニメ、洋画などのコンテンツをその属性情報とともに暗号化してクラウド上に置き、視聴者はその属性情報に関する条件式をパラメータとする復号鍵を用いてコンテンツを復号し視聴できる。「アニメまたは教育に関する500円相当のコンテンツならば復号可能」といった許諾の与え方が可能となる。

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