Geekなぺーじ : AkamaiがP2Pサービスを発表(情報元のブックマーク数)

よくわかんないけど、AkamaiP2Pテクノロジを駆使して、クライアントにコンテンツを配信して高速化させるようなものかな?

Akamaiは、2007年にRedSwoosh社というP2Pテクノロジを持つ会社を買収しています。 そのRedSwoosh社の技術と、従来のAkamaiサービスの利点を組み合わせた仕組みが、2009年1月にβリリースされたCSDであるようです。
CSDでは、トラッカー機能をAkamai Control Planeが提供し、P2Pによるクライアント同士の通信をAS(Autonomous System)内に停めることができるようです。 それによって、AS外へと向かう(もしくは流入してくる)P2Pトラフィックが発生せず、CSDがISPの対外線に対して大きな負荷はかけないというもののようです。
さらに、Akamaiサーバと組み合わせることで、従来のP2Pが得意としない出現頻度が少ないコンテンツの高速化にも対応したとのことでした。 AS内に存在するP2Pクライアントがコンテンツを持っていない場合には、Akamaiサーバが従来のコンテンツ配信と同じ方法でコンテンツを提供するようです。
ユーザは、NetSessionというプログラムをPCにインストールすることを求められます。 NetSessionは、Windows版とMac版があります。 Adobeの体験版などをインストールするときに、Adobeダウンローダをインストールすることを求められるのと同じように、CSDで配布されているものをダウンロードするときにAkamai NetSessionをインストールすることを求められるイメージだそうです。
このNetSessionというプログラムが、Control Planeとやり取りをしながらP2P的な作業を行うようです。 Control Planeが、クライアントPCにインストールされたNetSessionの状況を把握し、統制が取られた状態でP2Pが行われるので、効率的にP2Pデータ配信が行えたり、P2P上でコンテンツ配信を停止するということが可能になるのだろうと思います。

AkamaiがP2Pサービスを発表:Geekなぺーじ

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