マイクロソフトが“全社員”対象にクラウド勉強会を開催した理由 - 冨田 秀継 - ZDNet Japan(情報元のブックマーク数)

Microsoftが全社員向けにクラウド勉強会を都内ホテルで開催したとの事!

マイクロソフト日本法人では、全社員の90%をクラウド関連事業に従事させるべく体制を整備しています。その“クラウドシフト”の一環として、同社は先頃、全社員を対象とするクラウドコンピューティングの勉強会を都内のホテルで開催しました。
“全社員 ”という表現、これは正しく“すべての社員”を意味しています。人事や経理といったバックオフィス業務に従事する社員も対象となったのです。クラウドシフトの大前提として、関連知識をおさえておこうという趣旨で開催された勉強会で、同社代表執行役社長の樋口泰行氏も出席して社員を激励したそうです。
勉強会の目的は、全社員のメッセージの統一にあるのだと思います。つまり、顧客に「マイクロソフトが言う“クラウド”って、なんですか?」と尋ねられた場合、全社員が同じメッセージを発信できるようにする、ということです。
講習で使われたテキストは、「40ページくらいある分厚い資料」(マイクロソフト社員)でした。また、講習とあわせて実施されたテストでは、技術や製品を問う質問のほかに、顧客の要望に沿ったクラウドサービスを選択させるような問題や、マイクロソフトが提供しているサービスのなかで競合が提供していないものを選択させる設問があったそうです。

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