パケットキャプチャ術で秘密もちょっぴりこぼれた? − @IT(情報元のブックマーク数)

辻さんのtsharkな話。

パケットキャプチャと聞いて、どのようなソフトウェアを思い浮かべるだろうか。硬派に「tcpdump」、ベタに「Wireshark」(旧Ethereal)だろうか。今回はWireshark付属のコマンドライン「tshark」を取り上げる。tsharkはWiresharkに比べ分析能力には欠けるが、動作が軽く安定している。そしてtcpdumpよりもキャプチャ停止条件や出力関連のオプションが充実しており、Linux系OSでもWindows系OSでも使用することができる。

パケットキャプチャ術で秘密もちょっぴりこぼれた? (1/5):セキュリティ・ダークナイト(4) - @IT

平文多いんですよねぇ、まだまだ。本当にBASIC認証は怖いねぇ。

また、出題した問題で、平文通信の危険性を感じ取ってもらえたと思う。IDやパスワードに代表されるセンシティブなデータは、平文通信してはいけない。TelnetFTPなんてもってのほかだ――といったことは筆者に言われるまでもなく、読者の方は理解しているだろう。
しかし、いろいろな方と仕事を通じて話をしていると、平文通信の危険性を目の当たりにしていない人が多いのも事実だ。机上だけではなく、できる限り実際に触れてみてその危険性を感じとってほしい。そこから学び取れることはたくさんあり、厚み、深みのあることだと筆者は考えている。これは新人に限ったことではないが、手を動かし、自分の目で見ることに貪欲にチャレンジしてほしい。

パケットキャプチャ術で秘密もちょっぴりこぼれた? (5/5):セキュリティ・ダークナイト(4) - @IT

辻さんのこれまでの色々。IDSでパケットを見る→ペネトレーションか。確かに生パケットを見るってのは大切だよなぁ。

筆者は、ペネトレーションテストがしたくて上京し、いまもそれを仕事にさせていただいている。筆者の初仕事はIDS関連だった。そこで、さまざまなパケットを見て、分析することで、「生の攻撃手法」に触れることができ、非常に勉強になったと思っている。表層的な挙動だけでは分からないことも、パケットを見ることで瞬時に解決に向かうといった場面にも数々遭遇している。

パケットキャプチャ術で秘密もちょっぴりこぼれた? (5/5):セキュリティ・ダークナイト(4) - @IT

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