セキュリティの匠たちが注目する3つのトレンド (2/2) - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

SNSなんか経由でプライバシーが脅かされるというのは当然の話で、当然ここ見ている人なんかは対策していますよね?
まさか、リアルな誕生日なんて、SNSに登録するわけないですよね?
あと、勿論ダミーの住所や位置情報を活用してますよね。これでSNS生活を楽しめますよ!!!

最近では、米大手SNSFacebookのプライバシーに関する取り組みをめぐるニュースが話題を集めた。ヒッポネン氏は、オンラインサービスにおけるプライバシー問題を「もっと根本的な点から考えるべきだ」と指摘する。なおヒッポネン氏はFacebookを利用しておらず、その理由は同氏の仕事がサイバー犯罪対策であるためという。「サイバー犯罪者が悪用するサービスに、わたしの家族や友人の情報を公開したくはない」(ヒッポネン氏)

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P2Pファイル共有ソフトウエアでの情報漏洩でSNS経由で個人が特定されたりするのはよくあることですね。

特にGPS付きカメラでの位置情報とか致命的・・・

高橋氏は、断片的な情報が組み合わされることで、重大なプライバシー侵害が発生すると見ている。例えば、ユーザーがGPS機能付きの携帯電話で日常生活の内容をブログに書き込んだ場合、携帯電話の設定やブログの仕組みよっては、ユーザーが意図せずに居場所や生活内容といった情報がオンライン上に公開されてしまう。高橋氏は、技術よりもサービス提供者のビジネスモデルや運用形態、ポリシーに起因するものであるとの見方を示す。「サービスを開発する際にプライバシー侵害を防ぐ仕組みを取り入れるべき」という。

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ケータイ電話のポリシーができたのと同様に、クラウドもポリシーがこれから作られるか・・・確かに使いながら作っていくんだろうね。

また星澤氏は、クラウド環境を念頭に置いた企業のセキュリティポリシーが整備されていない点を問題に挙げた。「重要なデータを自社ネットワークの外に出すことの危険性について、十分に議論している企業はほとんどないように思う。将来的に影響が広がるのではないか」(同氏)
ヒッポネン氏も同様に指摘し、セキュリティポリシーを考える上では、クラウドに対するサービス提供者とユーザーの考え方が異なる点を理解する必要性を挙げる。例えばメールシステムをクラウドサービスに移行させることで、ユーザーはメールを制御できなくなるという。「暗号化や監査、メールの消去にいたるまで、ユーザーが思うような運用ができなくなる。必然的にサービス提供者を信用せざるを得なくなる」(同氏)。
しかしセキュリティポリシーは、セキュリティ対策の運用に不可欠な要素の1つであるだけに、一度策定されたものを簡単に変更することは好ましくないという考えもある。これに対してヒッポネン氏は、「15年ほど前は携帯電話のポリシーがなかっただろうが、今では不可欠になった。クラウドも同様であり、企業の担当者は動向に注視しながら積極的に対応を図るべきだ」と話した。

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