mixiの若きリーダーが語る「価値観をまとめる」大切さ − @IT自分戦略研究所(情報元のブックマーク数)

Mixiの若きリーダの話。

企画業務は初めてだったのですが、そのとき新しく見えたものがありました。それは、「サービスをどうやってビジネスに落とし込んでいくか」という視点です。それまでは、往々にして「エッジの効いたWebサービス」を作りがちでした。でも、より多くの人に使ってもらい、ビジネスとして成立させるためには、エッジが効いているだけでは駄目なんだ、それでは広く受け入れてもらえなかったり、長く使い続けてもらえないんだ、ということを学びました。
この経験を通じて、エンジニアとして視野が広がったと感じています。AとBを比較するとき、よくエンジニアは「Aの方が便利だ」「Bの方が効率がよい」という理由で選択します。でも、広く使ってもらうのが重要なコミュニケーション系のWebサービスの場合は、「便利」や「効率」が最重要な判断基準でいいのか、という問題があります。「かわいい」とか「かっこいい」「うれしい」「悲しい」などが、もしかすると重要かもしれない。常に「ほかに判断基準はないだろうか」と考えるようにしています。これは企画業務を経験しなければ得られなかっただろうな、と感じています。

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朝礼より気を使って情報共有か・・・

なるべくミーティングに参加したり、こまめにコミュニケーションをとったりして、みんなの方向性が一致しているかどうかに気を配っています。チーム外で決まった施策をチームメンバーにフィードバックするときは、「なぜそう決まったのか」を含めてしっかり情報を共有する、ということも意識しています。
コミュニケーションについては、折に触れて声をかけたり、IRCで会話したり。チケット駆動で開発している部分もあるのですが、チケットはすべて見逃さず、その中から進ちょくや課題、みんなの考えていることなどに気を配って見ています。
ただし、あえて朝礼はやっていません。よくコミュニケーションの機会を増やすために朝礼をやるという話を聞くのですが、わたし自身がメンバーだったころ、朝礼はあまり好きではなかったので。その時間を使って開発したい、とよく思っていました。

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