Hyper-Vのスナップショット機能を使う − @IT(情報元のブックマーク数)

Windows Server 2008R2のスナップショットは仮想マシン設定まで保存する。

従来のVirtual PC/Virtual Serverなどでは、仮想マシンの設定を変更しても復元操作ではディスクの内容が元に戻るだけであった。メモリ・サイズやデバイスの構成などは最後に変更された状態のままなので、同じ環境を何度も再現したい場合は設定が異なっていないか注意する必要がある。
逆にスナップショットを使う場合は、スナップショットの作成後に行った設定変更はすべて破棄されるので注意する。例えばスナップショットの作成後にメモリ・サイズを増加させて実験を行い、その後、最初のスナップショットに復旧させたとする。この時点でメモリ・サイズ設定も元の値に戻ってしまっているので、以後は少ないメモリで実行することになる。同じ状態で実験したければ、忘れずにまたメモリ・サイズ設定を変更するか、サイズ変更後の状態で新たにスナップショットを作成するといった操作が必要になる。特にVirtual PCHyper-Vの両方を使っていると混乱しがちだ。

第6回 Hyper-Vのスナップショット機能を使う (1/3):仮想PCで学ぶ「体当たり」Windowsシステム管理 - @IT

スナップショットファイルはXMLファイルの場所だったのが、VHDの場所に変更されたそうです。

確かにどちらでも良いけどディスク容量には要注意ですな。

スナップショットを構成する各ファイルのうち、.xmlファイルはHyper-V仮想マシンの構成情報を保存するフォルダ(Hyper-V全体のオプション設定で指定する)の中に作成される。.avhd、.bin、.vsvの各ファイルは、Hyper-V 1.0では.xmlファイルと同じ場所に置かれていたが、Windows Server 2008 R2Hyper-V 2.0では、元の.vhd仮想ディスク・ファイルと同じ場所に置かれるように変更されている。これにより、仮想ディスク・ファイルの置き場所を1カ所に統合しやすくなった。Windows Server 2008 R2がインストールされているC:ドライブとは別に、Hyper-Vの仮想ディスク関連ファイルを置くドライブを別に用意し、パフォーマンスに大きく影響を与える仮想ディスク関連ファイルをそこに格納するとよいだろう。またシステム・ドライブが仮想ディスク・ファイルなどで容量不足になることも防ぐことができる。

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