自動起動を無効にしても防げないUSB攻撃、ほとんどのOSが該当 | エンタープライズ | マイコミジャーナル(情報元のブックマーク数)

やまがた有償21経由)

USB接続されたキーボードとしてふるまって、コマンドを実行するデバイスのPoCだそうです。これはあたらしい。

バイス的に見た目はまったく同じものの、USBメモリの場合のようには防げない攻撃方法の例がHow I would Hack your PC, Mac with USB HIDにわかりやすく紹介されている。一見するとUSBメモリのようだが、キーボードとして振る舞うように細工されたデバイスをUSBポートに差し込んだ場合、そこからターミナルやコマンドプロンプトを起動して任意のコマンドを実行するということが実現できるという内容になっている。PCからは人間がキーボードやマウスを操作しているのと、こうしたデバイスからの入力シグナルを区別できないため、アンチウィルスソフトウェアでの検出も難しい。
そんな特殊なデバイスを作ることは大変だと思うかもしれないが、紹介されている内容によればTeensy USB Development Boardというボードを使うと簡単に実現できるという。価格も18米ドルと実にお値打ち感溢れる値段になっている。C言語でプログラミングが可能であるため、悪意ある動作をするUSBメモリっぽいものを作るのはそれほど難しくないということだ。キーボードやマウスで利用されるUSB HIDクラスに対応したデバイスドライバはどのOSも基本的なドライバとして実装を含んでいる。全ての主要OSに適用できる攻撃も実現しやすい。

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/04/20/010/index.html

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