ガンブラーは終わらない〜ガンブラー騒ぎから考えるセキュリティ対策の盲点〜:企業のIT・経営・ビジネスをつなぐ情報サイト EnterpriseZine (EZ)(情報元のブックマーク数)

ガンブラーをぶった切る、三輪節炸裂だが、キャッシュが残っていて被害拡大ってなんだろ・・・

三輪氏は「ガンブラーを正しく理解していないために、誤解が生じ、対処療法になってしまっている。そのために被害がなかなか縮小しない」と分析する。たとえば、ウイルスチェッカー導入やFlashなどの最新版を進める”通達”だけで対策を行なったつもりでも十分とはいえず、FTPのパスワードを変えればいいのか、ウイルスワクチンが入ってるから大丈夫といった聞きかじりの対策で満足している人も多い。さらに、ガンブラー被害を受けたサイトを復旧しただけで復旧したつもりになっても、あらゆるキャッシュがまだ残っていて被害を拡大させてしまう可能性を残す。こうした対策の難しさにも関わらず、対処療法的な対策を行なうサービスが氾濫し、ますます人々を混乱に巻き込んでいる。

ガンブラーは終わらない~ガンブラー騒ぎから考えるセキュリティ対策の盲点~:EnterpriseZine(エンタープライズジン)

これが一番難しい。。。安いネットブックとかをシンクライアント端末化して渡すってのも一つの手かもしれないなぁ・・・

今後は業務委託先の対策の強化をしっかりと行ない、デスクトップの仮想化を進めていくことが必要と思われる。しかし、それでもゼロデイアタックなどを考慮すると万全ではないことを意識しなければならない。そして、そろそろWindows7やIE8、Firefoxに切り替えるためにも、業務アプリの大幅改修に掛かることが必要だろう。
三輪氏は「犯行のためのプログラミングも情報が氾濫している。そのなかで、現在のままで防衛することはもはや不可能」と指摘し、「個別アプリを狙った攻撃は始まりつつある。仮想化などの技術によって、新しいPCセキュリティを考える時代になっている」と強調した。

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