生き残れない経営:密室商法の現場に潜入、そこから学んだこと (1/3) - ITmedia エグゼクティブ(情報元のブックマーク数)

密室商法の実際と経営的視点。

先日、筆者はたまたま密室商法(催眠商法SF商法、あるいはハイハイ商法とも言われる)に紛れ込むことができた。最初はバカバカしくて半身に構えていたが、実は企業営業にとっても多くの学ぶべき点があることに気付いた。
妻の買い物に付き合って出掛けたときのこと、駅前で妻がビニール袋入りの黄色いビラを受け取った。「面白いからあなたももらったら」という妻の勧めで筆者もビラ配りの若者に近づいたが、ビラの受け渡しを拒否された。3度ほど要求すると、若者は「あのお母さんと一緒ですか」と言いながら、渋々ビラを渡してくれた

密室商法の現場に潜入、そこから学んだこと (1/3) - ITmedia エグゼクティブ

世の中の企業営業のほとんどは、あまりにも行き当たりばったりではないか。戦略を十分に練り、徹底した教育は施されているのか。密室商法の彼らの方が優れてはいないか。彼らは当たり前のことが徹底されている。しかも中途半端ではなくほぼ完璧だ。

  • 徹底的に教育、訓練されていて、チームワークが良い。
  • まず顧客に興味を持たせて、目を向けさせる仕掛けがある。
  • いかにも顧客の喜びそうな商品を用意する。
  • いったん捕まえた顧客は、ユーモア話法と一体感の醸成で容易に離さない。
  • 自分の分野に合う顧客を選別してフォーカスし囲い込む。
  • 目的を必ず成し遂げる。

このことは、小グループだから徹底できるというものではない。企業の大小に関係ないのだ。

密室商法の現場に潜入、そこから学んだこと (3/3) - ITmedia エグゼクティブ

screenshot