KVMを使う(インストール編) ≪ さくらインターネット研究所(情報元のブックマーク数)

KVMは聞いたことあっても使ったことないのでメモ。

仮想化ソフトウェアといえば、世の中ではXenVMwareが有名で、これらを利用したサービスも数多くあります。さくらインターネット社内でもXenServerを使った実験プロジェクトがいくつかあるのですが、KVMの方は少なく、ノウハウの共有が進んでいません。それならば、ということで研究所では現在KVMの動作の確認とパフォーマンス試験に取り組んでいます。
今回ご紹介する手順は、読者のみなさんにも気軽に試していただけるようカジュアルにまとめましたが、KVMを動作させる専用のサーバと、VNCクライアントやtelnet等を使いリモートでコントロールする作業用のWindows PCを分けることを想定しています。1台のマシンしか都合できないという方は、それぞれの環境に合わせて工夫していただければと思います。

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fmfm、KVMというかqemuはオプションがあるので要注意と。

KVMqemu)のインストールはパッケージを使ってもいいのですが、最新版をmakeした方がオプションをきちんとコントロールできるのでお勧めです。私が試した限りでは、yum等を使って引っ張ってくると微妙に古いバージョンだったり、コンパイル時オプションがoffだったりします。というわけでコンパイルする手順をご紹介します。
KVMソースコードは本家サイトからリンクをたどっていくと入手できます。qemu-kvm-0.12.2.tar.gzのような名前のうち、一番新しいものを選べばOKです。kvm-kmod-2.6.33.tar.bz2のようなカーネルモジュールのパックもありますが、Fedora12付属のモジュールで十分動きますので不要と思います。

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