Share暴露ウイルス「Kenzo」について:バックナンバー |メールマガジン|アンチウイルス・アンチウイルスソフトの【 カスペルスキー 】(情報元のブックマーク数)

セキュリティホール memo - 各種 OS のセキュリティホールの備忘録経由)

KenzoというShareの暴露ウイルスの話だけど、shareで落とした割れエロゲのsetup.exe踏んで個人情報が流出される:【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)(情報元のブックマーク数) - まっちゃだいふくの日記★とれんどふりーく★で書いている、2009年11月27日のウイルスと同じですねぇ、バックナンバーでも古そうなのでセキュメモがちょっと遅れて出した感じかな?

Winny」や「Share」というP2Pファイル交換ソフトをご存じの方も多いと思います。「Winny」については、「匿名性」、「著作権」、「裁判」、「個人情報流出」、または「ウイルス」などのキーワードも付随します。
これに関連する「ウイルス」としては、「山田ウイルス」や「原田ウイルス」といった暴露系のウイルスが有名です。
今回このような話題を掲げたのは、11月27日頃から「Share」に新しい暴露系のウイルスが流されたためです。
この時に利用されたドメインが「P3P」だったことから「P3P」ウイルス、または作成者の名前からKenzo(Kenzero)と言う名称がついています。
侵入
このウイルスは、アダルトゲーム(isoファイル)に偽装し、「Share」のネットワーク上に流れることで非常に簡単に侵入します。さらに、偽装の際に複数のアダルトゲームのタイトルを使用し、そのファイルサイズも同一ではなく、1.5GB前後に設定しています。
これを本物のゲームファイルであると誤解した「Share」ユーザがダウンロードを行い、実行することで感染してしまいます。
実際にそのisoファイルのコンテンツを見ると、以下の3つのファイルと1つのフォルダがあります。
autorun.inf
Setup.exe
config.xml
product/

http://www.kaspersky.co.jp/support/mm/bn/0224_p3p.html

screenshot