「営業部に配属された」 - 元エンジニアの営業日誌:ITpro(情報元のブックマーク数)

営業はシステム会社でも面白い仕事とのこと。顧客との交流やコミュニケーションでヒアリング力や色々なスキルを身につけることができる。

システム会社において、営業は面白い仕事の一つです。システム開発を考えている顧客は、多くの場合何らかの問題を抱えていたり、何か達成したい課題をシステムによって解決したいと考えていたりします。その顧客と同じ立場に立って一緒に問題を解決していこうという仕事、それが営業なのです。顧客の夢に共感し、自社の商品・サービスを通じてその実現を支援していく。自分の仕事が役に立っているという実感を得られるのです。
また、営業を経験することでキャリアの幅が広がります。なぜなら営業は顧客と直接会って話す仕事です。それを通じて、顧客が何を望んでいるか、どういうことに困っているか、顧客の気持ちを理解できる立場にいます。そのため、営業力は汎用性のあるスキルなのです。エンジニアのいない会社はありますが、営業担当者のいない企業はありません。営業の本質は普遍的なため、たとえ扱う商品が変わったとしても、基本的な知識を身に付けるだけで臨機応変に対応することができます。

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営業部に入る前はこの誤解そのまま持っていました。でも実際は違うんでよすね。

「営業に対するエンジニアの10の大きな誤解」

1.営業には才能が必要である
全くそうではありません。営業には才能よりも、こつこつとやるべきことを積み上げる力のほうがはるかに重要です。
2.口がうまくなくてはいけない
誤解です。口がうまくなくても成果は出せます。かえって少し不器用なくらいの方が人に信用されることもあります。また、営業は喋ることだけでなく、聞くことも重要です。
3.営業はお客様にぺこぺこして、奴隷のように扱われる
そんなことはありません。お客様と共同で課題に当たることができれば、パートナーとして厚遇されます。下手にへつらったり、強引に売り込みをかけようとしたりすると、逆にお客様には信頼してもらえません。
4.ノルマがきつくて、大変である
エンジニアでも、割り当てられた作業はノルマです。ノルマの無い仕事はありません。
5.飛び込みやテレアポなどの辛い作業をこなさなくてはならない
やり方を知らないから怖く感じるだけで、実はそれほど難しい仕事ではありません。辛いのは最初の1週間。後は普通の仕事として難なくこなせます
6.夜や休日の付き合いがたくさんあり、プライベートな時間を持てなくなる
営業担当者もプライベートな時間が全くなくなるほど、夜や休日にお客様に付き合っているわけではありません。エンジニアでも遅くまで働く人はたくさんいます。それと同じです。
7.営業担当者はうそつきにならなくてはいけない
誤解です。うそをついてお客様と長いお付き合いはできません。いずれうそはばれます。営業担当者がやらなくてはいけないのは、うそをつくことではなく「言い方を考える」ことです。「うまい言い方ができること」は社会で生きていく上で非常に重要なスキルです。
8.数字が上がらないと怖い先輩に毎日叱られる
テレビや映画などの影響で「怖い先輩に毎日怒られるダメな営業担当者」のイメージが世間一般に染み付いていますが、あれは作り物であって、実際の現場であのようなことをしたらみんな会社を辞めてしまいます。最近ではむしろ「褒めて伸ばす」と考える会社の方が多いのです。
9.営業は単なる物売りで、スキルが身に付かない
そうではありません。上で説明したように、もっとも得難く、汎用的なスキルである「要望を聞いて課題を解決するスキル」が身に付きます。これは教科書や本を読んだだけでは身に付かないスキルです。エンジニアとして一流になるのは、それを身に付けてからでも遅くありません。
10.営業は感情的、非論理的で格好よくない
エンジニアであっても、論理的であるだけでは一流にはなれません。あくまで論理は道具であり、相手の感情的な側面にも配慮をするのが一流の人材です。営業は人の感情への配慮を学ぶには最適の職種です。

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