知能テストに見せかけHDDのデータを破壊、危険なワームが拡大 - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

知能テストと見せかけてハードディスクのデータを壊すようなワームが出ているそうです。MBRの最初の50バイトまでを壊すそうです。

HDDのデータを破壊してしまう危険なワームが出現し、USBメモリなどを通じて世界各地で感染を広げているという。セキュリティ企業のBitDefenderエストニアのESETが伝えた。
それによると、このワームは1月25日までに「Zimuse.A」と「Zimuse.B」の2種類が見つかっており、いずれもWindowsをターゲットにしている。USBメモリなどのほか、正規のWebサイトに組み込まれていることもあり、一見無害な知能テストプログラムに見せかけてあるという。
これを実行すると、Windowsシステムの重要部分にワームのコピーが複数作成されるが、厄介なのは、感染してすぐには動作を開始しないため、ユーザーがその時点で感染に気付くのがほとんど不可能な点。しかし感染から20〜40日がたった時点で不審なエラーメッセージが表示され、その次に再起動すると、PC起動時にまず読み込まれるHDDの先頭部分、マスターブートレコードMBR)の最初の50Kバイトを上書きして破壊してしまう。

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