ベニオフ氏のSAP批判はSAPの強さの裏返し - エンタープライズトレンドの読み方 - ZDNet Japan(情報元のブックマーク数)

SalesForceがSAPを罵倒した記事が出たとのこと。

Salesforce.comのCEOであるMarc Benioff氏が痛烈にSAPを批判する記事がInformationWeek誌に掲載されていた。読まなくても想像が付くと思うが、その内容はクラウド陣営からソフトウェア陣営への罵倒といったものである。こういう議論も繰り返し聞いているうちに、その批判が痛烈であればあるほど、実は相手側の粘り強さを証明しているように聞こえてくる。

ベニオフ氏のSAP批判はSAPの強さの裏返し - ZDNet Japan

SAPの強みと社内に置くべき意味。適材適所だと思う、今SalesForceが吠えても負け組と思われるだけだと思う

OracleさんもSAPに続いている?!らしいよ。

ソフトウェア派の企業の強みとは、容易に変えられないが故に、容易には変わらないという事実そのものである。顧客が個別に導入しているが故に、その配布には大きなコストと時間が掛かり、顧客も事務のプロセスを頻繁に変更することは望んでいない。
SAP以上にその道をつい進んでいるのがOracleだろう。ビジネスアプリケーションからハードウェアまでを一貫して提供することで、変化がゆったりとしたものであることを保障するのである。
しかし、このソフトウェアの領域の成長余力は少なく、むしろそれがサービス領域へ移っていることは間違いない。それゆえに、従来型のソフトウェア企業の間ではM&Aが頻繁に発生し、企業の数は減少している。いずれ、より多くのアプリケーションがオンプレミスからサービスへと移行すると考えられるが、Benioff氏の批判の痛烈さは、その移行が彼の予想よりはゆったりとしたものなのだろう。

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