それは“PC盗難事件”から始まった Sleipnir開発者が語るフェンリルの歴史 - はてなブックマークニュース(情報元のブックマーク数)

SleipnirといえばPC盗難でソースが無くなった事件ですね。これまで復旧されて大きくなるのはすばらしい。

■ PC盗難事件から会社を立ち上げるまで〜ユーザーの声を聞いて「やっぱり、やろう」と決心した
―― Sleipnirの開発は、大学を卒業されて一回社会人になられてからも続けていたとのことですが、やはりどうしても避けて通れないのが「PC盗難事件」の話題です。まさにユーザーさんとのコミュニケーションが断ち切られた瞬間でもあると思いますし……。
柏木 二日間は落ち込んでました。よく分からないというか……「これは現実ではない」と思い込みたくて……感情が理性を上まわった瞬間でした。
――お仕事も休まれていたのですか?
柏木 はい、休んでいました。今うちの会社の人間がそんなことで休むと言ったら、「なに言ってんねん、こら」と言いそうですが(笑)、まだ社会人として子供でしたし、未熟でした。
――本当にショッキングな出来事だったと思います。そんな困難な状況から精神的に立ち直られて、もう一度開発に戻ろうと思われたきっかけは何だったのでしょう?
柏木 ある段階で、「もう、しゃあないな」と受け容れることができたんですね。ユーザーの方にメッセージを送っていただいたり、掲示板で励ましてくださっているのを見て、「やっぱり、やろう」と。
――そこで、辞めてしまおうとは思わなかったんですね。
柏木 いや、実は少しは思っていたときもありました。「もうパソコンをやらない生活も、いいかもしれないな」と思ったりもしました。でも、やっぱり人に期待されているわけですから、やった方がいいなと。

それは“PC盗難事件”から始まった Sleipnir開発者が語るフェンリルの歴史 - はてなニュース

screenshot