クラウド・コンピューティングを支える「Cloud Platform Suite(TM)」の発売(2010年1月21日): プレスリリース | NEC(情報元のブックマーク数)

NECがクラウドプラットフォームの統合パッケージを販売らしい。

NECはこのたび、クラウド・コンピューティングを支えるITネットワーク統合パッケージ製品「Cloud Platform Suite(TM)」(クラウド・プラットフォーム・スイート)を製品化し、本日より販売活動を開始いたしました。
新製品は、クラウド・コンピューティングの基盤となるサーバ、ストレージ、ネットワーク機器、これらを統合管理するソフトウェア、および基本構築サービスをパッケージ化して提供するものです。新製品の導入により、お客様は短期間で容易にクラウド環境構築が可能となります。

クラウド・コンピューティングを支える「Cloud Platform Suite(TM)」の発売(2010年1月21日): プレスリリース | NEC

仮想化環境のパッケージ版って感じなのかな?

クラウド基盤として、サーバは「Express5800シリーズ」、ストレージは「iStorageシリーズ」、ルータ/スイッチなどネットワーク機器は「UNIVERGE(ユニバージュ)シリーズ」を使用。これらを統合プラットフォーム管理ソフトウェア「WebSAM SigmaSystemCenter(ウェブサム・シグマシステム・センター)」で統合管理を行う。
各製品をあらかじめ組合せ検証し、必要なソフトウェアをインストールして提供するため、お客様は、システム構築期間を個別製品で構築する場合に5日要するところ、最短1時間に短縮することが可能(注1)。

クラウド・コンピューティングを支える「Cloud Platform Suite(TM)」の発売(2010年1月21日): プレスリリース | NEC

これは確かにいわれることば、クラウドがほしい、Azureがほしい。普通は売っていない。これを売ってみたNECの戦略

実際は簡単に作れる仮想サーバって感じかな(技術的には)

NECは中堅・中小企業への強力な販売代理店網を持っており、「(社内)クラウドをくれ」というユーザー企業のニーズに即座に応えるための、販売する側にとっても手離れのいい商品を投入するのが今回の発表の目的の1つだ。中堅企業を顧客とする販売代理店は、こうしたパッケージ商品の登場を待っているところが多いという。大企業のIT部門や通信事業者などでも、これから仮想化環境を導入する場合には「面倒なく、すぐ使い始めたい」というニーズがある。

NECの仮想化環境パッケージ、まず中堅企業の「クラウドをくれ」に応える − @IT

Hyper-vvSphere4から選んだりエディションで変わったりするらしい。実質Microsoftが多いので、スタンダードをHyper-V選べるようにしたのは好印象。

3つのパッケージそれぞれの構成は、下記のとおりだ。ハイパーバイザは、スタンダードには含まれておらず、エンタープライズ、データセンターにはVMware vSphere 4が含まれている。ただし、今後すべてのパッケージでHyper-VとvSphere 4を選択できるようにするという。スタンダードパッケージではストレージに「Express5800/SIGMABLADE」へ搭載するNASブレードを採用し、省スペース化を図っている。電圧は100Vに対応で、オフィスにも設置可能。エンタープライズパッケージはファイバチャネルストレージを採用した。データセンターパッケージはサーバに「Express5800/ECO CENTER」を用い、DC48Vへの対応によって通信事業者の局舎にも設置できるとしている。

NECの仮想化環境パッケージ、まず中堅企業の「クラウドをくれ」に応える − @IT

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