2010年に公開されるメジャーアップデート版「Xen 4.0」 - Enterprise Watch(情報元のブックマーク数)

年明けにXen4.0がリリースらしいですよ。

■ 年明け早々にXen 4.0がリリース
Xen.orgでは、XenのメジャーアップデートとなるXen 4.0とマイナーリリースのXen 3.4.3をリリースする。
2009年12月段階で、リリースされているのはXen 3.4.2。Xen 3.4.3は、リリースされているXenバグフィックスなどの修正バージョンだ。このため、Xen 3.4.3にはほとんど新しい機能は追加されていない。しかし、Xen 3.4.3のリリースにより、Xen 3.4系列のハイパーバイザーがより安定してきたといえる。Xen.orgでは、3カ月ごとにマイナーリリースを行い、6〜9カ月おきにメジャーリリースを行う計画をしている。
CitrixのXenServer 5.5は、安定性を重視してXen 3.3系を採用している。Xen 3.4.3がリリースされれば、2010年の前半にもXenServerもバージョンアップされるだろう。実際、12月に発表されたXenベースのOracle VM 2.2は、Xen 3.4系を採用している。
Xen 3.4.3と同時にリリースが計画されているのが、メジャーアップデートのXen 4.0だ。安定性ということを考えると運用環境への採用は、もう少し時間はかかるだろう。しかし、Xen 4.0系は、Xen 3.4系から大幅に機能アップしている。
Xen 4.0は、メジャーアップデートとなるため、カーネル関連にさまざまな機能が追加されている。大きな変更としては、Xenが使用しているLinuxカーネルが、Linuxカーネル2.6.18から仮想化環境にチューニングされたpv_ops(Paravirt_Ops)に変更されている。pv_opsは、Linuxカーネル2.6.23から、メインラインに統合されている(2009年12月現在の最新Linuxカーネルは2.6.32)。

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