最新パッチでWindowsが"ブラックスクリーン"になる問題 - MSが調査中 | パソコン | マイコミジャーナル(情報元のブックマーク数)

11月のパッチでブラックスクリーンになる不具合が出ているそうです。

Microsoftが11月10日(現地時間)に提供を開始した11月分の定例アップデートを適用することで、Windowsの画面が真っ暗になった状態のまま固まる「Black Screen」と呼ばれる現象を発生させる可能性があると、あるセキュリティ企業が指摘している。
問題を指摘したのはセキュリティ対策企業の英Prevxで、同社Blogの投稿の中で問題の存在とその対策について紹介している。現象としては通常通りにWindowsの起動画面が出るものの、ログオンしようとした段階でデスクトップ画面には背景やタスクバーなどが何も表示されず、ただ真っ黒な画面が表示されてほとんどの操作ができなくなるというもの。対象となるのはWindows XP/Vista/7といった現行のOS製品だけでなく、Windows 2000やNT、そしてWindows Serverなど、NT系列のWindowsすべてが問題になるようだ。

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/12/02/003/index.html

ってことで、情報はガセだった模様。

幾つかの報道等々で、11月に公開したWindows Update後に、以前取り上げたような、ブラックスクリーン状態(黒い画面で停止)となるという報告があります。本件について、調査いたしましたが、報告のような現象は確認することはできませんでした。
報道の元となったレポートにおいて研究者は、以下のレジストリキーのアクセス権を11月のセキュリティ更新プログラムで変更したために、ブラックスクリーンが発生すると指摘していました。
HKLM\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon\Shell
この件について、指摘されているセキュリティ更新プログラムに加えて、11月に配信した悪意のあるソフトウェア削除ツール (MSRT) や他のセキュリティ以外の更新プログラムについて再度精査しました。結果、レジストリのアクセス権の変更を行っていない事が改めて確認できました。そのため、指摘のあったブラックスクリーン状態は、11月の更新プログラムによるものではないと考えています。また、この件について、日本を含む世界各国のサポート窓口の、問い合わせ状況も確認しましたが、報告されている事象に関連する問い合わせは確認できませんでした。

http://blogs.technet.com/jpsecurity/archive/2009/12/02/3297698.aspx

記事にもなっていますね。

Microsoftは1日、11月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を適用した場合に、Windowsのデスクトップが黒一色の画面になる「ブラックスクリーン問題」が発生すると伝えられた件について、調査の結果、この現象は修正パッチとは無関係だったと報告した。
この問題は、英Prevxが11月27日に、Windowsを起動するとデスクトップが黒一色の画面になってしまう現象が確認されたと報告したもの。Prevxでは、特定のレジストリキーが変更されることでこの現象が起こるとして、修正パッチが影響した可能性についても言及していた。

「ブラックスクリーン問題」と修正パッチは無関係、MSが報告 -INTERNET Watch Watch

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