クラウド時代に備えて、今行っておくべき事は何か〜メインフレーム世代からのメッセージ(2/2):企業のIT・経営・ビジネスをつなぐ情報サイト EnterpriseZine (EZ)(情報元のブックマーク数)

クラウド時代においてやっておくこと。サーバ集約だけでなく、アプリ集約・統合ってのは確かになぁ…って思った。

第1のポイントは、アーキテクチャの基礎となる技術をしっかり身につけること。「クラウドの基礎となる技術は決して全く新しい技術ではない。ネットワークやJ2EERDB、仮想化技術といった既存の技術です。これらをキッチリと身に付けること。そうすれば、クラウドは乗り切れるはずです」(河野氏
第2のポイントは、仮想化と物理的なCPUとの関係を把握しておくこと。クラウド化が進むにつれて、仮想化がどんどん浸透するため、ハードウェアに関する情報は隠蔽されていくだろう。そういった中で、アプリケーションがどのような構造に立脚しているかをキチンと理解した上で利用することが大切だという。
第3のポイントは、役割を明確にしてIT基盤要員を育成すること。「先にも述べたように、これからのユーザー企業にとって、アーキテクチャなどの基礎知識を備えた技術者は必要不可欠です。それは船にたとえれば羅針盤のようなもの。彼らがなくしては、進むべき方向が見えなくなります。そうならないためにも業務知識からインフラまで幅広く教育を行うことです。情報システムユーザースキル標準(UISS)のISアーキテクトを各ユーザー企業で育ててもらいたいですね」(河野氏
第4のポイントは、サーバーの集約化にはOSとアプリケーションの統合も必要であることを頭に入れておくこと。「サーバーの集約化の目的であるコストダウンを実現するには、システム数を減らすことが必須です。

クラウド時代に備えて、今行っておくべき事は何か~メインフレーム世代からのメッセージ (2/2):EnterpriseZine(エンタープライズジン)

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