マイクロソフト、「Outlook」のデータ・フォーマットを公開へ : Microsoftウォッチ - Computerworld.jp(情報元のブックマーク数)

今後2010年前半に正式にOutlookのPSTファイルのフォーマットを公開とのことです。

米国Microsoftは10月26日、同社が提供する情報管理/統合ソフトウェアである「Outlook」のデータ・フォーマットを公開する計画があることを明らかにした。
個人用フォルダ・ファイルである「.pst」の仕様が公開されることで、特許やライセンスの制限を受けることなく、Outlook内の情報を利用するツールの開発が可能になる。
例えば、開発者はメールボックスに対してデータ・マイニングを実行し、関連性のある企業データを検索するツールを作成したり、.pstフォーマット・データをスキャンして悪質なソフトウェアを洗い出すセキュリティ・ツールを開発したりすることができる。

http://www.computerworld.jp/topics/ms/165969.html

Outlookを使わずにPSTファイルを解読できるとフォレンジック的にはうれしいんでしょうね。

Microsoftは.pstフォーマットの仕様文書を、2010年前半に公開する予定だとしている。なおこの公開は、同社の技術仕様公開プログラム「Microsoft Open Specification Promise」(OSP)に基づいて行なわれるという。
.pstフォーマットの仕様文書が公開されれば、開発者はOutlookを使わずに同ファイルを解析し、内容を読めるようになる。ちなみに現時点でも、Microsoftの「Messaging Application Programming Interface(MAPI)」および「Outlook Object Model」を介して.pstファイルを扱うことは可能だ。ただし、デスクトップにOutlookがインストールされていなければならないという条件がある。

http://www.computerworld.jp/topics/ms/165969.html

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