asahi.com(朝日新聞社):賢治の「イギリス海岸」、北上川に現る ファンら大喜び - 社会(情報元のブックマーク数)

イギリス海岸が現れたとのこと、上流のダムで法律ぎりぎりの最低限の放流をすることで、通常河の下にあるイギリス海岸を浮かび上がらせ、ボランティアが掃除をしてこの日を迎えたとのこと。

宮沢賢治の作品の舞台として知られる国の名勝「イギリス海岸」(岩手県花巻市)が賢治の命日の21日、北上川河畔に現れた。ほぼ10年ぶりに姿を見せた白亜の岸辺に、訪れた賢治ファンは大喜びだった。
イギリス海岸は、北上川と猿ケ石川の合流点にある。日が照るとイギリスのドーバー海峡の白亜の海岸に似て、岩が真っ白に見えることから賢治が命名。賢治は花巻農学校教員時代にしばしば生徒と訪れ、その時の模様を随筆風短編「イギリス海岸」に描いた。

http://www.asahi.com/national/update/0921/TKY200909210177.html

ドーバー海峡を連想させることで名づけたとのこと。

イギリス海岸は、渇水期に白く乾いた河床の泥岩層が、英国・ドーバー海峡の白亜の海岸を連想させるとして賢治が名付けた。農学校の教師時代、生徒らと川遊びに行きクルミの化石を採集したことなどでも知られる。
しかしここ10数年は上流にダムができて水位が大きく下がることは少なくなったため、ほとんど見られなくなった。そのため、国土交通省のダムの管理事務所が昨年から、賢治祭に合わせて出現させようとダム調整を試行。昨年も川底の岩が一部のぞく程度にしか水位が下がらなかった。

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20090921-546515.html

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