中古パソコンの偽セキュリティソフト | キャリワカ:トレンド | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉(情報元のブックマーク数)

ウイルス対策ソフト付き中古パソコンをオークションで購入したら、偽ウイルス対策ソフトが入っていたらしい。。。。

中古パソコンを購入した知人から、「パソコンの動作が遅くなった」という相談を受けた。調査したところ、多数のウイルスに感染しており、セキュリティ対策ソフト(ウイルス対策ソフト)は聞いたことのない製品名だった。
製品名を検索エンジンで調べたところ、「偽セキュリティ対策ソフト(偽ソフト)」と呼ばれているものだった。偽ソフトとは、セキュリティ対策の機能がないか、著しく性能が低く、詐欺的に利用料金を集める目的のソフトウェアのことである(関連記事)。
購入者は、パソコンの技術的知識は無いに等しく、メールやサイトの閲覧はまあまあ、WordやExcelも多少はできるというレベル。以前のパソコンがハード的に不調になったので、ネットで探して中古パソコンを購入したという。通販サイト経由か、ネットオークションに業者が出品した中古パソコンなのかははっきりしなかった。
「OSやアプリケーションをパソコンの販売当初の状態に戻してある」、「ウイルス対策ソフトも付属している」という触れ込みを魅力的に感じて、これに決めたという。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090914/181112/

偽ソフトでアフェリエイトで稼ぐ人もいるのか!!!

偽ソフトを広告してアフィリエイト報酬を得る者

偽ソフトの広告をネットに掲載しても、それを見て購入しようと思う人は少ない。もともと彼らの“ビジネス”は、パソコンの利用者をだましてインストールさせる手口なのだ。「ウイルスに感染! 安全を取り戻すにはココをクリック」と言ったポップアップ表示を画面に出して、インストールさせようとするのが典型例である。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090914/181112/?P=2

180万ユニークユーザで10セント・・・ちりも積もれば山となる・・・

米セキュリティ企業のFinjanが2009年3月23日に発表した「サイバー犯罪に関するレポート(英文)」によると、偽ソフトのサイトに飛ばす(リダイレクトさせる)と得られるアフィリエイト報酬は、1回あたり9.6セントだったという。Googleの検索結果から約50万件のサイト来訪者を得て、16日間に180万ユニークユーザーが偽ソフトの広告サイトを訪れたことを示す通信記録が、犯罪集団のサーバに残っていたという。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090914/181112/?P=3

ウイルスが350件!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!まぁクッキーも含んでだろうけど・・・再インストールしたほうがよさそうですね・・・

この知人のパソコンを、複数のまともなセキュリティ対策ソフトでスキャンしたところ、ウイルス(マルウエア)、不正アクセスの被害につながる可能性のある変更をされたCookieレジストリやファイルなどが、合計350件ほどあった。ウイルスの数が多すぎて、販売者が組み込んだ可能性のあるウイルス(最初に感染したウイルス)はどれかを調べるのは無理だった。
今回はプリインストール状態に戻した中古パソコンだったので、悪意のある販売者だという強い確信を得ることができた。ところが世の中では、使っていたそのままの状態の中古パソコンを取り引きすることも多い。これらに偽ソフトやウイルスを組み込んで売る者がいても、悪意を立証するのは難しいだろう。
われわれも防衛策が必要だ。中古パソコンを購入したら、直後にセキュリティ対策ソフトの装備状況を確認し、自分の信用している対策ソフトでスキャンしたほうがよい。中古パソコン市場を安全に保つために、ウイルスや偽ソフトの混入状況の抜き打ちテストを行う必要もあるだろう。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090914/181112/?P=3

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