徳島県がRubyの独自開発CMS「Joruri」でサイトを刷新、OSSとして公開へ | 情報・通信 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉(情報元のブックマーク数)

徳島県Rubyの独自CMSでサイトを刷新とのこと。中の人に勉強会で話を聞きたいなぁ。

徳島県は2009年10月、独自開発の徳島県CMS(コンテンツ管理システム)を採用し同県のホームページをリニューアルする。徳島県CMSRubyで開発しており、2009年度中にオープンソース・ソフトウエア(OSS)「Joruri」(ジョールリ)として公開する予定だ。

http://www.nikkeibp.co.jp/it/article/NEWS/20090911/337051/

高価格な製品をバージョンアップ・更新するよりも、OSSで新規開発したほうが安い・・・って感じか・・・

徳島県は現在、Lotus Notesグループウエアとホームページ作成に利用している。徳島県がホームページリニューアルの検討を始めたのは、利用しているNotes 5.0のサポートが2010年に終了するためだ。県職員のNotesユーザーは約4000人で、新しいバージョンにバージョンアップするには約8000万円かかる。
徳島県では利用できるオープンソース・ソフトウエアを調査した。候補となったのが「島根県CMS」である。島根県が同県のホームページ作成に際して開発したCMSを、オープンソース・ソフトウエアとして無償公開したもの。Rubyで開発されており、視覚障害者向けにテキストを音声に変換して読み上げる機能、弱視者向けに文字を大きくしたり白黒反転させる機能などを備えている。

http://www.nikkeibp.co.jp/it/article/NEWS/20090911/337051/

開発費が1000万として、それ以外も含めてもパネェ安さ!

徳島県では、島根県CMSの採用を前提に構築を担当する企業を募集。この結果、徳島県徳島市のアイ・ディ・エスが約1000万円で請け負うことになった。

http://www.nikkeibp.co.jp/it/article/NEWS/20090911/337051/

ファイルのアップロード等を考えたら、統一管理できるCMSを作ったほうが便利ってことで、独自開発されたそうです。

初島根県CMSをカスタマイズする方針だったが、アイ・ディ・エスが現在の徳島県のホームページの機能の引き継ぎや、徳島県からの発注仕様書を詳細に検討したところ「島根県CMSを改変するよりも、新規に開発するほうが適切」(アイ・ディ・エス アプリケーション開発事業部 貴田秀資氏)と判断した。

島根県CMSは、多くのオープンソースCMSと同様、サーバーへのファイルのアップロードはFTPツールで行うなど、使い勝手の良いツールを組み合わせて作業を行う考え方。徳島県とアイ・ディ・エスでは、比較的技術スキルが低いメンバーでも制作・管理作業を行えるよう、CMSがすべての機能を提供し、操作性・制作品質の標準化を行うべきと考えた」(アイ・ディ・エス 貴田氏)。このため徳島県CMSでは、すべての制作・管理操作をCMSの管理画面で完結することを目標に開発を進めている。

http://www.nikkeibp.co.jp/it/article/NEWS/20090911/337051/?ST=it&P=2

公開時刻も指定できるということ。

新しいCMSでは15分に1回更新が反映されるようになっており、公開時刻を指定して更新することもできる。以前はNotes特有の記法が必要な部分もあったが、それがなくなる。またNotesではページのURLがランダムな長い文字列になっていたが、新しいホームページではアドレス表記が平易になり、パンフレットなどにURLを記載することが簡単になる。また携帯電話向けのページも自動で作成できる。

http://www.nikkeibp.co.jp/it/article/NEWS/20090911/337051/?ST=it&P=2

運用費用も削減、ゼロは無いだろうけど、削減できそうですねぇ。

現在Notesのデータベース作成などの運用コストが年間約1500万円かかっている。新CMSでは職員が運用できるため、この費用をゼロにできると見ている。

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