清水浩(慶応大学環境情報学部)さんが言われていた、基礎研究と開発研究の間に存在するギャップ(障壁)の表現が面白かった。

発明から大量生産までの、越えなければならない壁、「ラジオ版 学問ノススメ Special Edition」@Podcastより

今回のエキスパートは、慶應義塾大学環境情報学部教授で電気自動車の開発第一人者の清水浩さん。著書『脱「ひとり勝ち」文明論』を踏まえつつ、太陽電池と電気自動車が作る21世紀型文明論についてお伺いします。

ラジオ版 学問ノススメ Special Edition

印象的だったのが以下。

発明・発見(世紀の大発明)
↓難しい(ここでほとんどの発明は発明は消えていく)←魔の川
試作品
↓安全性、信頼性、耐久性、簡単に作れる(目に見えない努力と改善)←死の谷
商品
↓値段が高価、お客さんが慣れていない 大量生産になるための戦い←ダーウィンの海
大量生産

これですね、どっかの論文か何かなのかな。

魔の川とは、大学や企業の研究所における成果を製品化・事業化する過程において、基礎研究と開発研究の間に存在するギャップ(障壁)を指す。このほか、開発と事業化の間に存在するギャップを「死の谷」、事業化と産業化の間に存在するギャップを「ダーウィンの海」と呼ぶ。

http://www.ipnext.jp/term/detail.php?id=103