相次ぐ「Delphiウイルス」の感染事例、正規のオンラインソフトにも:ニュース(情報元のブックマーク数)

Delphiのやつ、広がりつつあるそうです。

セキュリティ企業各社は2009年8月18日以降、Delphiがインストールされているパソコンに感染するウイルス「Induc(インダク)」について注意を呼びかけている。Inducは、Delphiのライブラリーを改ざんして自分自身を埋め込み、以降、そのDelphiで作成されるプログラムすべてに感染する。なお、Delphi経由で感染を広げること以外は悪質な挙動をしないとされている。

 トレンドマイクロでは、同ウイルスに感染したDelphiで作成したと思われる「Induc感染プログラム」の報告を多数受けており、その一部はオンラインソフトとして正規に配布されているという。

 例えば、国内のオンラインソフト紹介サイト「窓の杜」などで配布されていたユーティリティソフト「Glary Utilities」と「Glary Undelete」の旧バージョンには、Inducが感染していた。窓の杜によれば、同サイトで2009年8月6日から8月19日まで配布していた「Glary Utilities」v2.15.0.728、同7月22日から8月19日まで配布していた「Glary Undelete」v1.4.0.211に、同ウイルスが感染していることが8月21日に明らかになったという。

相次ぐ「Delphiウイルス」の感染事例、正規のオンラインソフトにも | 日経 xTECH(クロステック)

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