学生の未来に期待する夏 − @IT(情報元のブックマーク数)

川口さんのセキュキャンホストの巻。

今年も約50人のキャンプ参加者とチューターが見学にやってきました。みんな目をキラキラさせながら、私たちの用意したプレゼンテーションを一生懸命聞いてくれています。JSOC自体がアトラクションのような作りになっているため、初めて訪れた参加者の驚く様子と、キラキラまぶしい瞳を見るのがいつも楽しみです。

学生の未来に期待する夏:川口洋のセキュリティ・プライベート・アイズ(18) - @IT

日本セキュリティ界の他称ホスト3名のうちの2名が登場!!!(後1名は弟)

余談ですが、毎年のキャンプでは講師との交流もひそかな楽しみの1つです。キャンプでは、各業界で有名な方々が講師として参加されています。昨年Black Hat Japan 2008でもご一緒させていただいた、はせがわようすけさんもJSOCに見学に来てくださって、いろいろとお話をすることができました。

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うっはーーー!言っちゃったよwwwwwてか、3分の2もか!!!

JSOCで発生している重要なインシデントの3分の2は、高校や大学などの学術機関で発生しています。
これらのインシデントの多くは学生が利用するパソコンやサーバで発生しています。パソコンやサーバを使う学生の知識が不足していること、学術機関という通信を制御しにくい文化、グローバルIPアドレスが潤沢に使える環境であることなどが原因です。これは一朝一夕には解決しない問題であり、学術機関でのインシデントはなかなか減りません。キャンプの卒業生が増えるにつれて、少しずつでもこのような状況が改善していってくれることを期待しています。

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っておもったら、俺が紹介されてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

香川(そのうち愛媛?)、島根、神戸、大阪・京都、金沢、東京、仙台、札幌で開催しています、是非参加ください!!

近くにいる友達と勉強会を開催したり、近くで開催される勉強会に参加するのもよいでしょう。ここ1年はまっちゃさんのおかげで日本全国に勉強会が立ち上がっています。昨年のキャンプ参加者より参加しやすい環境になっているのは間違いないでしょう。ぜひ近くの勉強会を探して参加してみてください。できれば1回でも発言できるようにすれば、その会がより充実したものになるでしょう。

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LACの社内勉強会、自主的な勉強会これも良い試み。

3年前から始めてかれこれ40回以上の勉強会を開催しました。誰かに指示をされているわけではなく、自分のために開催しています。開催する日を決めて、場所を確保し、全社員あてのメーリングリストで開催をアナウンスします。この時点では概要だけは決めていますが、中身はまったく決まっていないことが多々あります。開催すると全社員に向かって宣言しているわけですから、何としても当日までにテーマを生み出さなければいけません。しかも、次回に参加してもらえるようにそれなりに満足してもらえるテーマを準備するプレッシャーがかかります。テーマはJSOCで発見したインシデント、お客様からよくある質問、最近世間ではやっていることなど、時事ネタが中心です。

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Give&Giveです、Giveすれば気がつけば情報がよってきますよね。(発信しないので寄ってこない人よりwww)

私が勉強会を開催する目的は「情報は発信する人に集まる」と考えているからです。情報を発信する人として認知されれば、いろんな人からの情報が集まってきます。

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勉強会に興味があればWelcome!です是非参加いただければと思います。少し遠くても来てよかった!と思ってもらえる勉強会を頑張って開催しています!

今回はセキュリティ&プログラミングキャンプ2009に参加した人に向けたメッセージを書いてきましたが、対象は何もキャンプ参加者だけに限りません。参加できなかった学生や社会人の人にも、ぜひ情報を発信していっていただきたいと思います。発信することで得られるものが多くあることに気付くはずです。

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