セプキャン2009密着レポート 第1回 「初日〜友達100人できるかな?」(1/2):CodeZine(情報元のブックマーク数)

lizanによるセキュリティ&プログラミングキャンプのレポートそれも、6回連載とのこと!!!期待!

はじめまして。lizanこと周礼贊(しゅう れいさん)ともうします。このたび、「セキュリティ&プログラミングキャンプ2009」(通称:セプキャン)のレポートを書くことになりました。よろしくお願いします。

 まずは簡単な自己紹介から。私は、プログラミングや情報セキュリティ技術が大好きなごく普通の大学生です。高校時代には、日本情報オリンピックパソコン甲子園に参加していました。大学に入ってからは、ACM/ICPC国際大学対抗プログラミングコンテスト)などのプログラミング大会や、まっちゃ445などのセキュリティ勉強会にも参加しています。

セプキャン2009密着レポート 第1回 「初日~友達100人できるかな?」 (1/2):CodeZine(コードジン)

本当にすばらしい卒業生ばかりです!!そして終わった後の熱い勉強への熱意をいつも感じています。

公式サイトでは、セプキャンの最も大きな目的として「高度IT人材の早期発掘と育成」が挙げられています。厳しい選抜を潜りぬけた学生たちには4泊5日分の食事と宿、そして何より一流の講師たちによる講義が無償で提供されますが、これもすべて「高度IT人材」への投資なのだと思うと、気持ちがひきしまります。

 キャンプの表の狙いが「高度IT人材の早期発掘と育成」ならば、裏の狙いは「人脈作り」です。実行委員長の三輪さんは「キャンプで講師やチューターを含めた新たな人脈を作ってほしい」とおっしゃっています。三輪さんのおっしゃる通り、キャンプでは学生同士だけではなく、キャンプの先輩であるチューターや、普段は交流することができないような講師の方々と直に交流することができます。もちろん、キャンプでの交流から作った人脈をその後どうやって生かすかはそれぞれの学生次第ですが、ほかにはない「機会」を与えられるという点で、とても恵まれた環境だと思います。

セプキャン2009密着レポート 第1回 「初日~友達100人できるかな?」 (1/2):CodeZine(コードジン)

僕もアナログが結構好きで、Silverlightを囲む会の色紙とか、TOMOYO Thankyouとかの色紙とか大好きですw

寄せ書きや名刺交換といったアナログなコミュニケーションはキャンプならではのイベントです。今年は特に、初日からこういったイベントが設けられたことによって参加者の交流がかなり促進されたのではないかと思います。

セプキャン2009密着レポート 第1回 「初日~友達100人できるかな?」 (1/2):CodeZine(コードジン)

講師の議論が盛り上がるとかおもしろw

一方のプログラミングコース共通科目では、吉岡講師がソフトウェアを創ることの楽しさ・難しさ・達成感を共有したいという「プログラミングキャンプ宣言」をし、インターネットコミュニティ、伽藍とバザールの開発方式の違いなどを講義。講義の最後には、参加者から、「企業がソースコードを公開するときの利益は何か」という鋭い質問がされ、講師・参加者間でちょっとした議論になりました。講師:「開発コストが下がる、オープンにすることで信頼性が上がる」、参加者:「ライバル他社にソースを見られて競争力が下がる」という主張です。難しい問題です。これは場合によりけりで、経営判断によるとしかいいようがないなあ、と私は思いましたが、とても面白い議論でした。こうした議論は、キャンプ中に何度もわき上がってきます。講師同士が学生そっちのけで盛り上がってしまうこともあり、それはそれで見物です。

セプキャン2009密着レポート 第1回 「初日~友達100人できるかな?」 (2/2):CodeZine(コードジン)

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