ERPはオンプレミスから着実にSaaS型へ〜ネットスイートCEO − @IT(情報元のブックマーク数)

ERPは今後社内型からSaaS型へ変わっていくだろうというお話。SAPも確かSaaS化を推し進めて・・・どうなったっけ?

米ネットスイートはオラクル創業者であるラリー・ネルソン氏が1998年に創業したSaaS型に特化したERPベンダ。2006年3月には日本支社を設立している。2008年度の売上高は前年比40%増の1億5250万ドルだという。また、2009年第2四半期にも270社の新規顧客を獲得している。米ネットスイート CEO ザック・ネルソン(Zach Nelson)氏は、「2007年〜2012年にかけての日本のSaaSERP市場の伸びは17.3%におよぶ。また、米国では、ERPベンダ部門でついに当社がトップ10に入った。そして、一番重要なのはそのトップ10ベンダの中で当社が唯一のSaaSERPベンダであり、なおかつ一番成長率が高い40%の成長を実現している点だ。その点からも、現在ERP市場はオンプレミス型からSaaS形式へ確実にシフトしているといえるだろう」とコメントした。

ERPはオンプレミスから着実にSaaS型へ〜ネットスイートCEO - ITmedia エンタープライズ

富士通ががんばってNetSuiteを販売するそうです。

提携の内容は、富士通とFJBが日本国内においてネットスイートの日本市場対応版「NetSuite-Release J」の導入支援からサポートまでを一貫して提供するというもの。富士通とFJBはネットスイート製品の月額利用料の一部を手数料として受け取るほか、独自のサポート料金を設定して提供する予定だという。また、導入時のSIも全般的に行う。田村氏は、「日本でSaaSERPを導入している企業のほとんどが、SIerなどを通してカスタマイズや設定などを行ったうえで導入している。そういう意味で日本トップクラスのSIerとしての富士通が当社と提携した点は大きい。富士通の日本有数のSIノウハウに非常に期待している。富士通にしても、SaaSビジネスを立ち上げるうえで当社のビジネスモデルを活用できるのは差別化する意味で重要だろう」と説明。ネルソン氏も「当社は一夜にして登場し、成功した企業のように思われている場合が多いが、実は設立後10年近く苦労して最近ようやくクラウドの時代が来た、という経験がある。富士通にとっても当社の10年の経験を手に入れるのは、SaaSビジネスを立ち上げるうえで非常に強みになるだろう。つまり、両社にとって非常にメリットの大きい提携だ」とコメントした。

ERPはオンプレミスから着実にSaaS型へ〜ネットスイートCEO - ITmedia エンタープライズ

screenshot